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マゴチで夏を先取り まだ3月なのにルアーで53センチも タナ取りマメに

[ 2026年3月18日 05:30 ]

大半がサイマキ餌で狙う中、ルアーで船中最大となる53センチを仕留めた上小路さん
Photo By スポニチ

 【ココが一番!】東京湾で今、マゴチが順調な食いを見せている。“照りゴチ”と呼ばれ本来は夏が旬の魚なのだが…。当たりをつかみ、合わせに入るまでの駆け引きが決め手の釣り。早速、東京・深川の吉野屋でトライ!(スポニチAPC・林 悠二)

 マゴチを東京湾で本格的に狙うのは2回目。しかも、前回は型を見ずに敗北した。ところが、この日は1流し目に、いきなり船中1号をゲット。45センチ級の中型ながら、驚きのロケット発進。これにはテンション爆上がり。次に期待がかかる。

 この朝、高橋郷船長が舵(かじ)を握る第7吉野丸に6人が乗船。1時間ほど走った第二海堡(かいほ)西沖の20メートルダチでゴーサインが出た。

 「マメにタナを取り直してね」(船長)のアナウンス通り、海底の変化が激しい。ハリス1・5メートル、タナ1メートル。オモリ着底後に糸フケを取り、竿先を水面につけてから竿を立てると、ちょうど指示ダナに。

 10~20秒ごとにタナを取り直すうちに魚信。クククン…竿先に前当たりが出て、テンションを張りながら道糸を送り込む。4回目に出た本当たりに合わせるとグググン!パワー全開の抵抗に大きくしなる竿。何とも気持ち良い引きだ。

 次いでミヨシでヒット。大半がサイマキ(クルマエビ)餌で狙う中、埼玉県狭山市の上小路祐樹さん(35=飲食店勤務)がルアーで上げたのは良型53センチ。ジグヘッド42グラムにダートカーリー4インチワームを使用。「休日は全てマゴチ釣り。せっかちなので、当たりがあったら即合わせのルアーが好き」。ロングキャストし、着底後にアクションをかけつつラインを巻き取っている。

 トモでも出た。ペチャンコの三角頭を左右に振り、船上で大暴れしているのは52センチ。東京都豊島区の高橋正大さん(49=建築業)の魚で、こちらもマゴチが大好きだとか。「記録は61センチ。その後は59センチ止まり」と今季6回目で記録更新を狙う。

 朝方は下げ潮が効き当たりが多かった。筆者にも本格的な当たりがあり、ここぞの時に合わせるがスッポ抜け。悔しいことに3連続バラシ。竿の胴が弱く、大きくしなった後の追い合わせが利かないのだ。用意した一つテンヤ竿は向いていなかった。胴が強いカワハギ竿を持参すれば良かったと後悔しきり。

 潮止まりは食い渋ったが、後半の上げ潮時に再びチャンス到来。納竿間際に45センチ級を追加し、両目が開いた。それにしても、難しくもあり面白い釣りだ。

 当日の釣果は42~53センチが2~5匹。トップはエビを25匹使った高橋さん。次は4匹の上小路さん。

 血抜きして持ち帰り、薄切りした身を氷水と日本酒を1対1にした玉水の中で勢い良く洗い、ポン酢ともみじおろしで食した家内。「弾力ある“洗い”は最高。冷蔵庫を空けて待っている」と、次回釣行へ謎を掛けた。

 ≪16歳3匹GET≫16歳の少年が見事3匹ゲット!東京都江東区の谷口義弥さんで、うち2匹は置き竿にして席を外していた時に掛かったもの。高橋船長に「当たっているよ」と促されて手中に。「マゴチは2回目だけど、もうハマリそう」と興奮しきりだった。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、深川・吉野屋=(電)03(3644)3562。乗合は午前6時半集合、料金はサイマキ5匹、氷付き1万1000円。女性・高校生8500円、中学生以下6500円。追加のサイマキは1匹150円。

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