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開始早々23センチ美麗ヤマメ 山桜&山吹咲き乱れる絶景の中…

[ 2026年4月25日 05:30 ]

飛び切り奇麗なヤマメ。筆者の釣果は6匹
Photo By スポニチ

 【渓流2026】4月の降雨で、山梨県の桂川支流・笹子川は平水近くまで水量が回復した。里には八重桜、山には山桜や山吹が咲き乱れる景色の中で釣行を楽しんだが、さて釣果の程は?(スポニチAPC・諏訪本 修三)

 例年なら桂川支流域に釣行するのは3月下旬が通例だが、今シーズンは解禁前からの少雨で水位が極端に低くて控えていた。4月になると徐々に降雨が増え、水位も平年並みにまで復活。今回の釣行となった。

 3、4月の釣行は早朝を避け、水温の上がり始める午前10時過ぎに始めることが多い。自宅を出たのは朝食後の7時半過ぎ。山桜や山吹の花をめでながらのドライブは格別で、妻との会話も弾む。

 笹子川中流域、大月市の船石橋下流に到着したのが9時過ぎ、川を見渡すと一人静かにテンカラでヤマメを狙っている釣り人を発見。静かに近づき話を聞くと相模原市の岡村康文さん(76=無職)で、笹子川をホームグラウンドに年間200~300匹を釣るベテラン釣り師だった。さすがに毛バリのコントロールは正確無比で、ヤマメの水面へのアタックを楽しんでいた。

 今回、狙いをつけた釣り場は、中流の笹子公園(笹子町白野)から上流の笹子川橋(大月市)までの、足場が良く川相も変化に富んだエリア。釣り支度を済ませ入川したのが10時。餌をキープしようと川虫採取を試みたが、ヒラタカゲロウの幼虫はあまり捕れず、黒川虫を主体に使用した。

 すると釣り開始から15分で1匹目!ロッドを絞ってくれたのは23センチの幅広ヤマメ。パーマークも美しい。瀬尻、淵尻などは当たりが少なく、白泡の切れ目の瀬脇やウオーターポケット(巻き込み)などの釣りにくいポイントで釣果があった。

 サイズも良く、引きも強くスリリングな釣りが堪能できた。バラシも多かったが妻とポイントを交互に攻略して正午までに18~23センチの幅広ヤマメを筆者が6匹、妻が2匹ゲットした。

 降雨が順調に、水温が適度に上がれば釣果も上向くだろう。漁協は23日、笹子川と真木川にそれぞれヤマメの成魚約2500匹を放流。これからが実に楽しみな釣り場だ。

 ▼釣況 桂川漁協=(電)0554(63)0083。日釣り券1000円、現場売り1500円、年券5000円、入漁券は市内のコンビニなどで購入可。

 【潮どまり】≪13.5キロ…思い出残るビギナーズラック≫さて何年前のことだろうか。銭洲バブルに沸いたことがある。「80キロのカンパチが上がった」「ツ抜けも出た」など。我も我もと宝の海を目指した。

 僕はまだ釣り人の仮免中のこと。行きたいのはやまやまな気配を察してか、我がアドバイザーH氏が「行ってみる?」。しかも大物竿と大型リールを、今は亡き永井裕策さんから借りてくれた。リールは手巻き。電動はまだなかったからね。

 朝マヅメ、船べりに取り付けようと準備した竿掛けを、海へポチャン…。手持ちじゃとても大物に対抗できない。船長に借りようとした。が、「買ってもらうことになる」。借り賃ぐらいは払うけれど買えとは、あこぎでしょ。ぶぜんとしているとH氏が「古いけどこれ使いなよ」。地獄に仏、いや銭洲の救いの神。

 餌のムロアジを確保して戦闘開始だ。置き竿で当たりを待つ。H氏は既に4キロ、5キロをゲットして余裕かましている。

 生あくびが出かかったころ「来た~っ」。リールにかじりついたがびくともしない。H氏、仲乗りさんとの3人がかり。苦闘の感触はいまだに上腕二頭筋に刻まれている。13・5キロ。僕の生涯記録だ。自慢できる代物でもなかろう。でもね、ビギナーズラック、いいもんだな。

 部屋には3枚の写真が飾られている。そのうちの1枚がそのカンパチ。かびくさい話を思い出してはニンマリ。老いた釣り人のひそかな楽しみ。それくらいはいいだろ?(スポニチAPC・町田 孟)

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