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春のマダイそろそろ本番 「ドン」と来た2キロ半 船長と連携プレー

[ 2026年3月6日 05:30 ]

狙い通り、誘い上げで食わせた2キロ半の本命。してやったり!
Photo By スポニチ

 【博覧釣記】春といえば、マダイ。関東各地のポイントでは右肩上がりの好釣果が続いている。中でも活況を呈しているのが、コマセマダイファンが集う神奈川・真鶴沖。数そして型も良くなり、5キロ超も顔を出す。あの強い引きを求めて国敏丸に乗り込んだ。(国友 博文)

 舵(かじ)を握るのは、コマセマダイのパイオニアとして知られる露木国敏船長。港を出て10分で真鶴沖の一級ポイントに着いた。

 まずは指示ダナ40メートルからスタート。プラス5メートルまでビシを落としたら、竿いっぱいのシャクリを繰り返して指示ダナで構える。

 程なくしてマダイ竿を強烈に曲げたのは、神奈川県湯河原町の杢本康次郎さん(77)。先日も5キロ超のマダイを釣り上げた国敏丸常連客のレジェンドだ。

 上がってきたのは、30センチオーバーの大アジの一荷。「マダイ釣りは竿先がギュッと入った時がたまりません。楽しさはタイが教えてくれますよ」とえびす顔。本命目指して次の仕掛けを投入した。

 その様子を目を輝かせて見守っていたのは、船長の義理の娘の美香さん(43)。小田原漁港近くにある国敏丸直営の料理店「海まんま おとと」を切り盛り。「今日は仕入れに来ました。真鶴の魚は最高!ジャンボアジフライは大人気です」と笑顔をはじけさせた。

 オキアミを使ったコマセ釣りはマアジ、メダイ、青物など五目釣りが楽しめるのも特長。船長は「今日は魚はいるけど、マダイの気持ち次第だね」と微妙なコメントを発して、ポイントを移動した。

 指示ダナは60メートルだったが、船長がマダイの反応に合わせて「58メートルです」と変更。ゆっくり2メートル巻き上げると、「ドン」と竿先が一気にお辞儀した。道糸がリールから気持ち良く滑り出る。トルクある3段引きに本命と確信。何度も強い引きを楽しみ浮上させると、2キロ半の奇麗なマダイだった。狙い通り誘い上げて食わせた船長との連携プレーが決まり、思わずガッツポーズが出た。

 真鶴半島の名勝・三ツ石周りのポイントでは指示ダナ15メートル。美香さんが磯釣りファンもうらやむ良型メジナを釣り上げ、お開きとなった。「マダイは今が一番脂が乗ってうまいよ。これから本番」。船長はにこやかに太鼓判を押した。

 ≪船長・義理の娘の切り盛り店「海まんま おとと」鮮度抜群≫釣りの帰りにぜひ立ち寄りたい「海まんま おとと」。美香さんが自ら竿を出し、船上で締めた魚を提供しており、鮮度は抜群。一本釣りを中心とした地魚をリーズナブルに味わえると大人気だ。刺し身やフライ、煮付けの定食をはじめ、名物海鮮丼などメニューも豊富。うまみが凝縮した「あら汁」はお薦めです。

 ▼海まんま おとと=(電)0465(24)3383。営業時間は午前11時から午後2時半。定休日は木曜日。

 ≪自作仕掛けで釣れれば快感≫釣行前に部屋にこもって、仕掛けを自作するのが至福の時間。海をイメージして、狙うサイズに合わせてハリスの太さや長さ、ハリや集魚ビーズなどを選ぶ。マダイの場合はハリスとハリだけと至ってシンプル。自作仕掛けで釣れれば喜びもひとしおだ。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、真鶴・国敏丸=(電)0465(68)2800。集合は午前5時半。乗合料金は1万1000円(コマセ、餌、氷付き)。午後船あり。

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