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昼はシロギス 夜はアナゴ 天ぷらに天丼 旬の味堪能

[ 2026年5月9日 05:30 ]

キスにご満悦の森さん
Photo By スポニチ

 【ココが一番!】東京湾に夜アナゴの好機がやってきた。専門に狙う船に加え、シロギスとセットにした昼夜リレー船がある。今季は当たり年といわれるアナゴ。川崎・中山丸で久々に短竿を握った。(スポニチAPC・林 悠二)

 1粒で2度おいしいのがシロギス&アナゴのリレー船。明るい4時間ほどはキスを狙い、日没から約3時間はアナゴを攻めるプランだ。船宿では「のんびり楽しみたい派に好評です」と話す。

 かじを握る金子大士船長が向けたポイントは、航程30分の中ノ瀬。水深は18~20メートルの浅場だ。満船の左舷胴の間で竿を構えたが、キスは早々から食いが良い。

 大半が胴突1本バリ仕掛けで、片天ビンは筆者を含めて数人。前方に軽く投げて手前に引いてくると、鋭い当たりが出る。

 右隣で数を伸ばしていたのは、横浜市の森みさきさん(42=調理師)。「釣りが大好き。週1ペースで船に乗っています」と、ヒットするたびにニコニコ顔。「フリッターにしてお店で出します」と、手際良く15~20センチ級を連発。そして、中盤には30センチ級のムシガレイもゲットした。

 「大物が来た!」。しなる竿で引きに耐えていたのは、東京都小金井市の遠藤竜太さん(47=公務員)。手にしたのは良型のホウボウ。「ハリスが0・8号と細くて、バレないかハラハラでした」。胴突仕掛けが良いのか、ホウボウを追加していた。

 キスは大小交じるが、太めの青イソメ(タラシは3~4センチ)にすると良型が目立った。今シーズンはキスの湧きも上々で、釣果は最大23センチを含めて7~75匹。大半が30匹前後、上げていた。

 日没前、アナゴにスイッチ。ポイントは10分ほど移動した木更津沖の20メートルダチ。

 日が沈む前からポツポツと顔を見せ始めた。初期は太さが人さし指ほどのメソっ子と呼ばれる幼魚が主流。口が小さいためか、ハリに掛けるのが難しい。

 決め手は口に合った小型のウナギバリの使用。そして、常に釣り鐘オモリが寝起きする程度の小さな小突きを繰り返すこと。餌の青イソメは頭部にハリを掛けた後、胴にグルグルと縫い刺しに。タラシは2~3センチと短め。

 魚は小突いている時に乗ってくる。仲乗りさんによれば、「小突く時は道糸を張ったまま。テンションを緩めないことが肝心です」。これが最大の秘訣(ひけつ)だと教わった。

 竿先に神経を集中させて小突く中、モゾモゾ、グン!小さなショックや違和感も魚信だった。合わせが決まって、30センチ級が宙を舞った。数年ぶりによみがえった感動だ。釣れたアナゴは全て、金子船長が背開きにして手渡すサービス付き。

 竿頭はトモに釣り座を構えた人で、25~50センチを27匹。胴の間の遠藤さんは12匹。森さんは8匹で、筆者も1桁台。アナゴ専門船は頭で40匹強だった。当たり年といわれる今年は大いに期待できそう。

 数の出たキスと貴重なアナゴは家内が天ぷら、天丼にしてくれて、旬の味を堪能した。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、川崎・中山丸=(電)044(233)2648。リレー乗合は午後1時半出船。料金は餌・氷付き1万1000円+燃油サーチャージ500円。夜のアナゴ専門船は午後5時半出船。料金8800円+500円。各船完全予約制。

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