×

暗闇で5.6キロ ヒラメきらり!マダイ狙いも無念…釣行早すぎた

[ 2026年5月2日 05:30 ]

5・6キロにニンマリの太田さん
Photo By スポニチ

 【釣り新鮮便】桜前線とともに“百魚の王”マダイの乗っ込みも北上。ゴールデンウイークを迎える頃、釣り人のボルテージが爆上がりするのが新潟・直江津沖だ。今回はえびすや釣具店で、明るいうちにマダイ、暗くなったらマアジの泳がせでヒラメを狙うリレー船にトライした。(バリバスフィールドスタッフ・後藤 賢治)

 釣行前の打ち合わせ。大船長の兼玉文明さんに聞くと「この時季、気温は上がるけど、雪解け水が川から入って水温は下がるのでマダイの活性は良くない。餌釣りはまだ早いですね」とのことだった。予定日の4月18日は「今年初めてヒラメを狙いますが、水温が低いから餌のマアジの動きが悪く難しいと思います」と言う。

 オデコ覚悟のトライと決め、えびすや釣具店へ向かう。受け付けを済ませ、船着き場へ。4月に漁業協同組合の前に変わったから要注意だ。「1便」と呼ばれる午前船の帰港と入れ替わるように午後2時出船の「2便」に乗り込む準備をする。

 2便の兼玉武雄船長によると「午前中、餌釣りの僚船が苦戦していると聞きました。マダイは苦戦するけど、水温が上がってきたのでヒラメはチャンスがあると思います」という。

 2便は航程40分で直江津沖のポイントに到着。明るいうちはマダイを狙い、暗くなればヒラメにチェンジする。まずはマダイを狙い、深場も浅場も次々攻めていくが一向に当たりがない。

 2時間が過ぎ、4時40分に甲府市の木之瀬直人さん(56)に当たりが来た。ようやく釣り上げたのは良型のハナダイ。5時10分、筆者の竿にコツンと来た当たりも500グラムのハナダイだった。

 5時40分にアンカーを打ち、後半のヒラメ釣りが始まった。集魚灯がコバルトブルーに染めた海面に小魚が集まる。6時半、左舷胴の間に陣取った甲府市の佐田直哉さん(51)の竿がしなった。「食った!2キロのヒラメゲット」。うれしそうな佐田さんの表情と対照的に、にわかに釣り人たちに緊張が走る。

 7時35分、埼玉県上尾市の石川健太郎さん(54)に当たり。2キロを釣り上げ「おいしそうですね」と笑顔。8時5分には長野市の小玉洋幸さん(35)が1・5キロをゲット。「釣れてホッとしました」と安堵(あんど)の表情だ。

 そして8時20分、長野県白馬村の太田一夫さん(68)と同軽井沢町の千谷清さん(57)が同時ヒットだ。竿が水面に突っ込む。「デカい」。太田さんが先に上げ、船長の玉網に入ると拍手が鳴り響いた。5・6キロにしてやったりの笑顔。直後に千谷さんの大ヒラメが水面に姿を出したが、仕掛けを持って手繰る瞬間「あ!ハリがすっぽ抜けた」と無念のバラシ…。納竿間際には、佐田さんが立て続けに2キロを2匹ゲット。さすがだ。

 残念ながら、この日はマダイの顔を拝めなかったが、4月末から水温が上がり4キロ超の良型も顔を出すようになった。大船長によると「例年、5月いっぱいは乗っ込みで1人15~20匹も期待できます」とのこと。数・型ともに日本一マダイが釣れる直江津沖は健在だ。

 <絶品ハナダイの塩焼き>○…ハナダイの調理は、東京都青梅市の「居酒屋こいずみ」の大将・小泉彰さんにお願いした。料理長の本橋和彦さんは30分で塩焼きにしてくれた。来店客に試食してもらうと「身がホワホワで、香り、味ともに最高ですね」と大絶賛だった。

 ▼釣況 上信越地区東日本釣宿連合会所属、直江津・えびすや釣具店=(電)025(543)8316。リレー船の出船時間は午後2時、乗合料金1万3000円。マアジ餌は1匹300円。

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「騒動特集」特集記事

バックナンバー

もっと見る