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ヤマメ 聖地で春らんまん28匹、良型28・5センチも 鳥取県 日野川支流・湯河川

[ 2026年4月22日 05:30 ]

良型ヤマメを釣った地元の小谷さん(左)と筆者
Photo By スポニチ

 鳥取県・日野川最上流に位置する多里地区に良型のヤマメを求めて釣行した。午前中は天然魚を狙って支流へ入り、繊細な流れを丹念に探った。午後は釣友の誘いを受け、漁協が追加放流したエリアで竿出しした。キープしたのは28匹。春の息吹に包まれた自然豊かな里川で、心満たされる時を過ごした。 (スポニチAPC、鮎匠会・横山 芳和)

 鳥取県・日野川上流でオトリアユ店を営む平井博之さんからの誘いを受けて、4月初旬に漁協が追加放流する多里地区へ向かった。このエリアは、自然豊かな渓流が点在していて、美しいパーマークをまとった天然ヤマメに出合える聖地である。

 道中は桜が咲き誇る景観の中、川に入り餌となる川虫を採取して多里地区の日野川支流・湯河川へ入川。当日は日差しこそあるものの、川は前日の雨の影響で30センチの増水となり、やや濁っている。ようやく雪代も収まり、渓流魚の活性も出始めてきたようだが、水温は10度といまだ低い。流れ込みの深場ポイントを見つけて、木立ちの並びを考慮して下流に立つ。

 川虫のヒラタを餌に正確に投入する。流れになじみ、フィーディングレーンを外さないように低層をゆっくりとナチュラルに流す。すると目印が一瞬止まるアタリを感じた。すかさず手首を返して合わせを入れると、水中で頭を振りながら針を外そうとする魚影が見えた。手元に感じる引きの強さから良型と分かる。まだ、食いが浅い時季のため、バラさないよう慎重に竿をタメて引き抜いた。タモに納まったのは、24センチの透き通った肌に美しいパーマークをまとった天然ヤマメだった。

 この宝石のように美しく輝く一匹に出合うために渓谷を訪れる。そして満足感に浸る瞬間である。一発勝負の渓流釣りは、やはり自分に合っている。

 その後も、ポイントを見つけ釣り上がるが、小型のリリースサイズが多い。あまり上流に入るとイワナ域で、チョウチン釣りになるため切り上げた。

 休憩後、漁協が放流したエリアに向かうと、関係者や大勢の釣り人の中に地元の小谷優弥さんの姿があった。「良く釣れますよ!」と笑顔で迎えてくれる。

 ここでは生イクラを餌に瀬脇を中心に流すと良型が次々とヒット。中には28・5センチのヤマメも釣り上げることができた。釣り人が引けた後に、本流を仕掛けや針、餌を換えながら釣り上がると、天然魚を交えて大小のヤマメが反応してくれた。

 この日の釣果は、15~28・5センチを28匹。渓流釣りはこれから新緑に包まれサツキが咲き誇る季節に本格シーズンを迎える。この周辺は魚影が濃く、美しいヤマメに加え、その上流には大型のイワナも多い好フィールドだ。安全対策を万全に整え自然豊かな渓流での釣りを存分に楽しんでほしい。

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