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春が来た!!60センチ級ナマズ連発 多摩川はひと味違うガツガツ系

[ 2026年3月22日 05:30 ]

すごい引きで楽しませてくれた多摩川ナマズ。やめられません
Photo By スポニチ

 【奥山文弥の釣遊録】東京と神奈川の境などを流れる多摩川のゲームフィッシュで意外に知られていない魚がいます。それはナマズ。一度はその引きを味わってほしい魚です。

 アメリカナマズ(チャネルキャットフィッシュ)を想像し、外来種のイメージを持つ人も多いでしょう。それらと分けるため、ニホンナマズ、ワナマズ、マナマズと呼ばれることもあります。

 しかし、ナマズの英名はアムールキャットフィッシュ。分布域はロシアを含む中国大陸の東側、アムール川流域に広がっていますから、日本原産ではないことを知っておく必要があります。

 多摩川ナマズとの出合いはマルタ釣りの時でした。海から遡上(そじょう)するマルタの卵を狙って、コイやフナなどさまざまな淡水魚が集まるポイントでした。強烈な当たりがあり、凄い引きで下流へ突っ走ったので、巨ゴイがすれ掛かりしたのかと思いました。ラインは4ポンド(ナイロン1号)。ゆっくり寄せてみると、73センチ、3キロの大きなナマズでした。

 その魚はジャパンゲームフィッシュ協会(JGFA)公認の4ポンドクラス日本記録になり、これを機に筆者の多摩川ナマズ探索が始まりました。

 ナマズは夜釣りが主流のようですが、多摩川中流~下流域にある漁協では夜釣りは禁止。しかし、幸い多摩川のナマズは日中にもよくヒットします。

 常識を覆すような行動もします。ある程度水深のある場所の岩陰に隠れて、小魚を待ち受けて捕食するのかと思っていたら、白泡が立っているガンガン瀬の中でも捕食します。

 一方、多摩川最大の特徴は、真冬でも水温が高いこと。各所で温排水が流れ込んでおり、真冬でも活発に活動しています。

 今年の冬は渇水状態が続き、魚が神経質になっていると考え、3月に入り雨が降った日に釣行してみました。もちろんブラックバスも狙います。

 気温は7度で水温は16度。最初は広い淵でクランクベイトやバイブレーションを引き、バスとナマズの両方の反応を見ました。当たりがないので、アングラーズシステムのバックスというスプーンの11グラムに変更。先日ナマズを釣り上げた実績があり、まさに“伝家の宝刀”ですが、痛恨の根掛かり。最悪なことに回収できず、ロストしてしまいました。

 今度はブレード付きのオフセットフックをエコギア・グラスミノーLにセット。これなら大胆に攻めることができます。荒瀬の中に投げ玉石を擦りながら引いてくると、ゴンという当たりがあり、ロッドが重くなってラインが走り出しました。

 タックルはウルトラライトのスピニング。スリリングなファイトを堪能してキャッチしたのは60センチ級のナマズ。リリースすると、すぐに同じ瀬で64センチがヒット。2匹連続で掛かったので十分でしたが、さらに3匹目となる60センチ級のナマズがヒット。“春爆”です。

 いずれも凄い引きで満足、満足。今後は上流でマスを狙うか、中・下流でバスやナマズと遊ぶか、迷ってしまいます。(東京海洋大学元客員教授)

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