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シーズン開幕さイサキよく42センチ大イサキ 高級五目でクーラーボックス宝石箱

[ 2026年5月4日 05:30 ]

岩崎さんが釣ったこの日一番の大イサキ42センチ
Photo By スポニチ

 【博覧釣記】静岡県伊東市の名物、激うまジャンボイサキ開幕だ!幅広で丸々太った魚体は一級品。生きの良さ、味の良さで知られ、40センチや1キロオーバーの超ジャンボも顔を出す。強烈な引きと高級五目を求めて、加納丸に乗り込んだ。(国友 博文)

 イサキのおなかは「ラード」とも呼ばれる濃厚な油脂がビッシリ。これから抱卵シーズンで真子(卵)や白子も楽しみだ。

 ダイビングスポットで有名な手石島を過ぎると「始めてください。タナは15メートルです」と加納隆船長。超浅ポイントから様子を見る。魚の活性に合わせて「10メートルです」と、さらに水深は浅くなる。半信半疑で構えると、神奈川県海老名市の小淵浩さん(54=会社員)に船中ファーストヒット。マダイ竿が根元から曲がると、開始早々30センチを超える良型のトリプル(3点掛け)。“さイサキよい”スタートだ。「イサキのアクアパッツァが家族の大好物です」と小淵さんの目尻が下がる。

 筆者の置き竿もズドン!とお辞儀。目当てのイサキじゃなかったが、上がってきたのは磯釣り師もうらやむ40センチ超えの口太メジナ。

 右舷胴の間で構える川崎市の山本慎二さん(54=会社員)は無駄のない手さばきでジャンボイサキを次々抜き上げる。「自分のイメージしたパターンで釣れると楽しいですね」。あっという間に足元のおけはジャンボイサキで真っ黒。「後ろで40センチが出ましたよ」と船長。山梨県富士吉田市の加藤大五郎さん(53=会社員)は40センチ級の一荷に大興奮。あぶりとフライが大好物とか。

 海底の根っこからジャンボサイズが次々に飛び出すと、静岡県沼津市の岩崎文哉さん(28=会社員)が釣り上げたのは、この日船中一番の42センチ!「実は…隣の方がコマセを振ったら釣れちゃったんです」と“チームプレー”のたまものだ。

 筆者も自席に戻ってせっせとコマセを振るとギューン!と明確な魚信。トルクのある粘り強い引きを楽しむと今度はイサキ。ジャスト40センチ!目標達成だ。

 「水深10メートルのドラマ」はなおも続く。トリは横浜市の小野光久さん(61=会社員)の竿先が船下に引きずり込まれた。体勢を整え、強気のやりとりで勝負に出る。ハリスを手繰ると、ボコッと水面に顔を出したのはマダイ!4キロの大ダイが玉網に収まりガッツポーズ。イサキの仕掛けでコイツが釣れるのが、この釣りの醍醐味(だいごみ)。マダイにシマアジ、メダイ、カイワリなど高級五目でクーラーボックスは宝石箱。

 海は穏やかでコマセへの反応が良い。ビギナーやファミリーフィッシングにも、オススメの釣り。ゴールデンウイークも後半戦。「加納丸ジャンボイサキ五目」オススメです。

 ≪イサキ&マダイお任せあれ≫「イサキとマダイならお任せください」。ポイントに向かう船内では、この釣りの基本がアナウンスされる。仕掛け、コマセの詰め方、タナの取り方、地形の様子などなど。「タナが一番重要です。釣りはタナを取って30秒から1分が勝負です。竿先に集中して釣りを楽しんでください」「人より釣りたければ手返しです」「オマツリもお互いさまですね」とアットホームで優しい加納船長だ。

 ≪太ハリスも忍ばせておこう≫ポイントは伊東沖で水深10~80メートル。タックルはマダイ竿や短くて軽いゲームロッドでOK!片天ビンに、ビシは80号のMサイズのステンカン、またはFLサイズのプラスチックビシをぶら下げる。2ミリ×1メートルのクッションゴムが強烈な引きをアシスト。仕掛けは3号6メートルで2~3本バリが加納丸スタイル。太ハリスも忍ばせておこう。

 ▼釣況 東日本釣宿連合会所属、伊東・加納丸=(電)0557(37)0681。午前船は4時集合。コマセ、氷込みで料金1万3000円。午後船は午前11時集合。レンタルは要相談。

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