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須磨港から乗船「仙正丸」 大型メバルを5連ヒットし、春を満喫

[ 2026年3月11日 05:30 ]

メバルを5連で釣るなど常連らしさを発揮した小泉さん
Photo By スポニチ

 2月下旬、神戸市の須磨港からメバル狙いで出船。水深は25メートル。底から3メートル上げたレンジで好反応が続いた。追い食いを意識した丁寧な巻きが鍵となる。この日、竿頭が披露した33センチ級3匹を含む5連ヒットは圧倒的だった。全体的に25センチ以上が多く内容は上々。帰宅後は煮付けと塩焼きで旬を味わい、春を満喫した。 (スポニチAPC・八十川 景一)

 春を思わせる穏やかな陽気に誘われ、須磨港から「仙正丸」(スポニチ釣り指定店)に乗船、メバル狙いで出船した。夜明け前の海は凪(なぎ)。船上から望む明石海峡大橋のシルエットが、淡い空に溶け込んでいる。

 開始早々、底付近から3メートル上げたレンジで明確なアタリが出た。思わず早巻きに入ったが、中乗りの山田さんから「ゆっくり」と声が飛ぶ。メバルは追い食いを狙う釣り。一定の速度で丁寧に巻き上げることで、ダブル、トリプルの可能性が広がる。

 隣の木内英貴さんもヒット。落ち着いた巻きで応戦したが、上がってきたのは20センチ後半の良型シングル。それでも十分なサイズに笑みがこぼれる。私にも再び強いアタリ。重量感ある引きにダブルを期待したが、上がったのは30センチにわずかに届かぬが堂々の1匹。単発とはいえ納得の魚体だ。

 ポイントを移動後、真後ろで竿を出していた常連の小泉俊博さんに異変が起きた。毎週通う名人は、強烈な引きにも慌てない。絶妙な速度でリールを巻き続けると、次第に竿が大きく弧を描いた。「これはトリプルか」と辻船長が声を上げる中、姿を現したのは圧巻の5連。31センチ級を3匹、さらに25センチを2匹加えた計5匹である。竿頭には及ばなかったが、大型主体の5連は極めて珍しい。

 その後は入れ食いとはならなかったものの、私は25センチ級のメバルと20センチのガシラを追加し、計4匹で竿を収めた。トップは9匹、続いて7匹が2人。2桁超えはなかったが、25センチ以上が主体で30センチ級も交じる上々の内容だった。

 帰宅後は煮付けと塩焼きで堪能。煮付けには旬のタケノコとタラの芽を添え、春の香りを一皿に閉じ込めた。海上の潮風、ほのかに漂う梅のにおい、そして食卓に広がる滋味。五感で季節を味わう、充実の一日となった。

 仙正丸ではこの先もしばらくはメバル狙いで出船。水温が上がれば数、型ともにアップが期待できる。問い合わせは「仙正丸」(電)090(8651)4536へ。

 ◆アクセス 阪神高速神戸線・若宮ICを出て3つ目の信号を左折、海岸に入るゲートを越えて西(右折)へ600メートルほどのところに駐車スペースがある。電車ではJR神戸線・須磨駅下車、改札を出て右に曲がり、海側の左の階段を下りて道なりを歩くと船が見える。

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