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巧みな道糸コントロールで良型マダラWヒット!乗船者全員“鍋の具材”調達大成功 岩手・宮古

[ 2025年11月29日 05:30 ]

巧みに道糸をコントロールし、良型をダブルヒットさせた平山さん
Photo By スポニチ

 【菅野順也の釣り巡礼】各地の山から雪化粧の便りが届く季節になった。寒い夜に欠かせないものといえば鍋料理。「具材の調達だ」とマダラを狙い、意気込んで向かったのは、岩手・宮古の佐々木釣具店。平進丸に乗り込み、安定した釣果が期待できる深場のポイントへと繰り出した。(スポニチAPC・菅野 順也)

 ここ数年は冬場でも水温が異常に高く、マダラの釣果は落ち込んでいたとされる宮古沖。しかし、佐々木俊幸船長は「今シーズンは黒潮の大蛇行が終息した影響か、水温が落ち着いてマダラの食いが戻ってきました。以前に近い好釣果が続いていますよ」と話し、にこやかに迎えてくれた。

 午前4時半に出船し、航程1時間半ほどで水深240メートルのポイントへ到着。3~5本バリの胴突き仕掛けで、餌はサンマの切り身を使用。トモから順番に投入していった。

 「オモリで底をトントンするタナをキープしてください。1投目は潮見になりますが、南東方向にちょうどよく流れています。次からが本番ですよ」。気合のこもった船長のアナウンスが流れる。

 その宣言通り、2投目には数本の竿に「ゴンゴンゴンッ」とマダラ特有の力強い当たりが伝わった。

 竿先を注視していた岩手県二戸市の泉山武将さん(59=地方公務員)は「白子が入るこの時季は毎年マダラ釣りに通っています。大きな餌には大きい魚が食ってきますね」と70センチを釣り上げ、お目当ての白子を早速ゲット。続いて筆者に「コンコン」と、か弱い当たりが来た。姿を見せたのはドンコ。見た目はいまひとつのこの魚も味は良く、うれしいゲストだ。

 船長は海底の起伏や根のきつさなどを細かくアナウンスしてくれる。それに合わせて、タナを細かく取り直すのがうまく釣り上げる近道だ。船長いわく、「多点掛けを狙い過ぎると根掛かりするので注意」とのこと。

 巧みに道糸をコントロールしていた二戸市の平山浩美さん(51=自営業)は、オスとメスの良型をダブルヒット。「おいしいマダラが食べたくて、この深場狙いから船釣りデビューしました。それから浅場の釣りへと魚種が広がりました。普通とは逆ですね」とニッコリ。

 ひときわ大きく竿を曲げ、電動リールからうなり音を響かせていたのは、二戸市の佐藤良彦さん(55=地方公務員)。見事な4点掛けだった。「連なって上がってきた瞬間がたまりませんね。なかなか巻き上がらないと思ったらこれですよ」とご満悦。根掛かりを回避しての技ありの多点掛け。「1匹追加するごとに少しずつ巻くのがコツです」と教えてくれた。

 竿頭は16匹を釣り上げた佐藤さん。筆者は3点掛けを含めて9匹。乗船者全員が鍋の具材調達に成功し、宮古沖のポテンシャルの高さが証明された。(がまかつフィールドテスター、ヤマトヨテグスフィールドテスター、マルキユーフィールドスタッフ)

 ◇当日使用の仕掛け ハリ=がまかつ・太地ムツ22号、幹糸=フロロハリス16号、ハリス=同12号(以上ヤマトヨテグス)、ハリス連結部=イシナダ釣工業・ステン親子1×2号

 ▼釣況 東北地区東日本釣宿連合会所属、宮古・佐々木釣具店=(電)0193(62)5245。集合は午前4時。乗合料金は1万4000円(氷付き・餌別)。出船日は要問い合わせ。

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