×

風によってエギ使い分け マメイカ33匹~表積丹古平港内~

[ 2020年12月10日 05:30 ]

スッテとエギのダブルヒットもあった
Photo By スポニチ

 【爆釣タックルほっかいどう】師走に入り道内の釣りも冬物へとシフトする頃となった。12月からの狙い目の一つが小樽港内のニシン釣りだが、今季は魚は入っているものの20センチほどの小型主体といまひとつの様相。そんな中、表積丹の古平港内で型の良いマメイカが釣れていると聞き5日午後から現地へ。やや風があって苦戦の時間もあったが、夕方までの時間帯でもマメイカ独特のズンという当たりをゆっくりと楽しめた。

 夕方には混み合うと考え、現地入りは午後1時すぎ。港内中央部の埠頭に先客の姿を見つけ、まだ空いている釣り場でやや間隔を取ってタックルを置いた。遅めの昼食を車内で取っていると、ポツポツながらも時合の夕方を待たずしてマメイカが釣れているので、すぐに参戦した。

 今回のタックルは、ライトアクションのマメイカ専用竿に蛍光色の1・5号ナイロンライン。細めのPEラインが主流だが、ラインで当たりを取リたいので見えやすさを優先してのラインだ。エギはマメイカ用の1・5号でベーシックタイプとベーシックシャロータイプを用意。無風であればゆっくりと沈むベーシックシャロータイプがイカの追いはいいが、風が吹いている時は沈みを優先してベーシックタイプという使い分けをしている。やや横からの西風が吹いていた小一時間ほどは、ベーシックタイプのイワシカラーでフォールの当たりをしゃくり後の糸フケで取りながらの釣り。胴長10センチ超の型物を交えて10匹ほどとまずますの滑り出しだ。

 その後は、強風で車中待機の時間もあったが、午後3時すぎからは風も落ちて夕マズメのラッシュタイムに。エギもベーシックシャローのピンク系に替えると当たりの頻度が上がり、同4時すぎには30匹超え。夜釣りのライトがつくのを横目に見ながら計33匹。

 夜はポツポツと釣れているが、夕方の活性が最も高い。短時間であればぜひ夕方の釣りをお勧めしたい。(スポニチAPC・永井 良春) 

続きを表示

この記事のフォト

バックナンバー

もっと見る