マツコ「大人になったら男の子なんて他人と一緒よ」　実の親、義理の親…どっちの面倒みる？

マツコ・デラックス
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　タレントのマツコ・デラックス（50）が6日、月曜コメンテーターを務めるTOKYO　MX「5時に夢中！」（月～金曜後5・00）に生出演。「大人になったら男の子なんて他人と一緒よ」との私見を口にする場面があった。

　番組で「娘夫婦への援助」という話題を取り上げた際だった。すでに結婚した娘の義理の両親が孫のためにもと娘夫婦を金銭的に援助しているが、独立した家族なので夫婦でできることは夫婦ですべき、かといってこちら側だけ何も援助していないと見られるのは…どうしたらいいのか？という祖父母世代からの悩み相談だった。

　これについて、同じく月曜コメンテーターを務める株式トレーダーでタレントの若林史江（45）が「結局、義理のお母さんにとっては自分の息子の孫に変わりないんだけども、やっぱりお嫁さんが産んだ孫なんだよね。同じ孫なんだけど、自分の腹を痛めた人が産んだ子じゃないって（気持ち的には）結構遠かったりとかするわけ、同じ孫でも。娘が産んだ孫と、息子の孫だと違うっていうの、みんな」とまずは私見を口にした。

　そして、「そういった意味で、多分、義理のお母さんは過剰にやりたがるんだと思う、遠いからこそ」と若林。実の娘が産んだ孫であれば、孫について何をしてほしいかしてほしくないか娘に直接聞くことができるが、息子の妻には直接要望を聞くことができないため孫のためにと“過剰”に援助してしまうケースもあるのでは？むしろ、娘や孫を大事にしてもらっていると考えていい、という見解だった。

　続いて意見を求められたマツコは「どちらの家の名前を継いだかは分からないけど、今の日本だったらだいたい旦那の家じゃない？そうなってくると、向こうの家からしたらさ。自分の家を継いでいく家なわけじゃない。だからやっぱりそこに援助をして、家を継いでもらう…長男じゃなかったとしても血筋みたいなものとか、それこそ古い人だったらそういうものも考えて、ある程度しっかりした生活をしてもらいましょうとか、孫にはちょっといい教育を受けさせようとかって思いがちだよね。だから、嫁に出した家とは…。名字って…。それだけの話っちゃそれだけの話だけど」とまずは前提を口にした。

　そして、「お金をかける度合いは自分の姓を継いだ家なのか、そうじゃない家なのかで違うわよね」とマツコ。さらに「本当に“ラッキー！”ぐらいに思っとけばいいのよ。それでさ、あーだこーだ向こうのご両親から“お前の家は金も出さずに”とか言われてるんだったら問題だけど、なんにもそれがないんだったら…」と現状では問題ないのでは？という主張を続けた。

　また、出してもらったお金で、将来、両親と義理の両親に介護が必要になった際に手をかけてもらえる程度に差が出てくる可能性があるのでは？という危惧については…という話に展開すると、若林が「娘はね、自分の親のところに帰ってくるから。息子は帰ってこないから、周り見てると」と主張。これにはマツコも同意し「子供の時は男の子のほうが懐くよね。大人になったら男の子なんて他人と一緒よ」と達観した表情を浮かべ、若林が「だから義理のお母さんが必死になるのも分かる」とまとめていた。