吉本新喜劇・間寛平GM リーダー佐藤&小西にステップアップ期待「セカンドシアター→祇園花月→NGK」

[ 2023年2月6日 10:48 ]

吉本新喜劇新世代公演「新・新喜劇」をPRする(左から)間寛平、小西武蔵、佐藤太一郎、千葉公平
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 吉本新喜劇GMの間寛平(73)は6日、なんばグランド花月(NGK)で会見。座員の佐藤太一郎(44)、小西武蔵(41)の2人のリーダーがNGKで吉本新喜劇次世代公演「新・新喜劇」(3月24日)を開催することを発表。「一歩ずつ階段を昇って10段目ぐらいまで来た。応援お願いします」とエールを贈った。

 昨年2月、吉本新喜劇のGMに就任した寛平。若手座員にチャンスを与え、新スター発掘のために「セカンドシアター」を立ち上げた。NGKの真下にあるYESTHEATERが本拠。若手が新喜劇のリーダーとなり切磋琢磨。寛平GMは「セカンドシアターを満席にして祇園花月へ。そしてNGKで公演」とステップアップを期待した。

 最初の切符を手にしたのが佐藤と小西。昨年5、9、11月の3回、セカンドシアターでダブル座長として公演し、集客も上々。ついに祇園花月の舞台を射止め2月3日に公演。同劇場502席を満杯にした。「最初、どうなるか不安があった」という寛平GMも客席の最後方で舞台を見つめ「心配してた。2、3年かかるかと思ってたけど。夢を叶えた」と成長ぶりを認め、10カ月でのスピード出世でNGK公演開催を決めた。

 佐藤も感無量の面持ち。「子供の頃、新喜劇を見て感動して泣いた」という少年が、リーダーとしてNGKの舞台に立つ。50年前、木村進さん(19年に68歳で死去)と寛平とのW座長で超人気コンビ座長が誕生。佐藤と小西でそのコンビ座長の座を狙う。

 「新しいネタ、新しいノリを。試すというよりこれまで蓄積してきたものをすべてぶつけたい」と佐藤。「若手全員に平等にチャンスをいただいた。若手中心で世代交代できるよう努力します」と小西も真剣なまなざし。「NGKの858席を満席ににできたら、週出番をやらせてほしい」と佐藤は新喜劇座員の“トップの証”である1週間の本公演開催を目指す。

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