草刈正雄　中学卒業後に就職、17歳で上京　モデルデビューの理由は「経済的なものしかなかった」

草刈正雄
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　俳優の草刈正雄（70）が6日、テレビ朝日「徹子の部屋」（月～金曜後1・00）に出演。芸能界デビューのきっかけについて語った。

　昨年9月に70歳を迎え、芸能生活も53年となる。「僕もびっくりしましたね。17歳で（東京に）出てきまして、もう70歳ですからね」としみじみ。「若い時に、学歴もないし、あまり取柄もない。中学を出て、働いて、東京に来てモデルになることができたら5万円くれるっていうんです。それにびっくりしましてね」と回顧。「だから、経済的なことで行く気になったんです。モデルの仕事でどういうことをやるのかを分かってなかったので、とにかく5万円ってでてきました。それが今やらせてもらっているのは本当にありがたいことです」と芸能界入りのきっかけを明かした。

　当初は「最初の時は経済的なものしかなかった」といい、「何があってもやめない、しがみつくぞ！って思ってました。それがつながったんだと思いますね。やめたいときもありましたよ。でも、これは絶対やめないぞ！って」と53年もの間、しがみついてきたという。

　「僕は最初にポーンと出たものですから、ウキウキしていたところがある」とも。30代に入り、仕事もなくなり「やめたい」と思ったこともあったというが「やらなきゃってことで、プライドも傷つけられたこともありました。そういうこともクソ！って、とにかくこの世界で！ってずっと思ってました」と話した。