狩野英孝 実家の神社継ぐため資格取得を決意も「明日から来なくていいです」呼び出された理由とは…

[ 2023年2月6日 12:05 ]

狩野英孝
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 お笑いタレント・狩野英孝(40)が、5日放送のTBS系「ドーナツトーク」(日曜後11・30)にゲスト出演。神職の仕事について語った。

 芸人として活動している2014年に神主資格を取得。実家である宮城県・櫻田山神社の第39代宮司でもある狩野は「ずっとロン毛でいたんですけど、神主の資格を取る時に僕も国学院大学(の講習会)に行ったんですよ」と当時を振り返り「前髪は眉毛にかからない、横は耳にかからない、襟足は襟にかからないっていうルールが一応あって、(芸人として)ロン毛でやってきたし、切られるのも芸風的に困るなって。オールバックにして固めて行ったんですよ、初日に」とロン毛を切るのが嫌だったため、オールバックで受講初日を迎えたという。

 すると、講師である神主に呼び出されたそうで「この髪でいるなら、明日から来なくていいです」と注意されたと明かし「それ言われて、髪切りに行きました」とロン毛をばっさり切ると決意。「“ラーメン、つけ麺、僕イケメン”ってする時に髪ないのにかきあげてんなぁって」と笑いながら振り返った。

 また、神主になろうとしたきっかけとして「あるあるなんですけど、小さい頃から“お前は大きくなったら神主なるんだぞ”って言われて育ってきたんです。僕らの青春時代は“決まったレールの上を歩くなんてだせえ”って。そういう気持ち」と学生時代は反発していたと回想。さらに、バンド活動をしていた理由として「親からのプレッシャーで“神主やれ”って言われるのが嫌で、バンドやってるから髪を金髪にする。ここまでやったら、“神主、諦めてくれるんじゃ?”ってちょっと反抗精神みたいなのがありましたね」と金髪バンドマンになれば、親も諦めるのではと思ったからとした。

 それでも後を継いだのは「ずっと反抗してたんですけど、30歳超えてから、たまに実家帰ると、お父さん、お母さんが“こんなしわ多かったけな?”“白髪増えたな”って」と両親の年老いる様子を実感し「俺、ずっとわがまま言ってて良いのかな?みたいな感じですね」と告白。「結構(資格を)取るのも大変と聞いたので、どうせ動くなら若いうちに」と神主資格を取ろうと決意したと語った。

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2023年2月6日のニュース