宮下かな子 3月いっぱいでの芸能界引退を報告「もっと広い世界を見てみたい」 最後の活動は作品集

[ 2023年2月6日 13:14 ]

宮下かな子
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 女優の宮下かな子(27)が6日、自身のインスタグラムを更新し、3月いっぱいでの芸能界引退を報告した。

 宮下は「いつも応援してくださっている皆さまへ」と記し「私、宮下かな子は、3月いっぱいを持ちまして芸能界を引退することに致しました」と芸能界引退の予定を報告した。

 「勇気と覚悟が必要な決断で、とてもとても悩みましたが、もっと自分の心を解放して、私の表現ができる場所が他にあるのではないかと思い、もっと広い世界を見てみたいと思い、この決断に至りました」と経緯を説明。「私をみつけてこれまで応援してくださっていた皆さま。出会ってくださったスタッフさん・キャストの皆さま。ほんとうにほんとうに、ありがとうございました。沢山の方の支えがあったおかげで、今の私がいます」と感謝した。

 さらに「そしてもうひとつ、大切なお知らせです。活動の最後に、作品集『MUSEUM』を発売させて頂くことになりました」とも。「グラビアとアートを掛け合わせた作品集になっていて、企画の打ち合わせから参加させて頂き、デザイン構成からディレクションをして、私のやりたいことを詰め込ませて頂きました。私のわがままを叶えてくださったアミューズチームには、感謝の気持ちでいっぱいです」と記した。

 「ライブペイント、刺繍、コラージュアート、墨絵…等々、幅広いジャンルの絵に挑戦しています。美術館を訪れた時のように、わくわくしながら見て頂きたいと思い『MUSEUM』というタイトルにしました」としたうえで「心を込めてつくった、胸を張って皆さんにお見せできる作品集に仕上がりました。有難いことに、お渡し会もやらせて頂きます。初めて、いつも応援してくださっている皆さんと直接お会いできる機会。ぜひ最後に直接お会いして、お礼を伝えたいです。最初で最後のお渡し会。皆さんとお会いできることを楽しみにしています。よかったらぜひ、会いにいらしてください」と呼びかけた。

 「お渡し会を最後の活動とさせて頂き、それまでは、作品集についての想い等を、SNSを通して皆さまにお届けしていきたいと思っています」とも。「突然のご報告で大変恐縮ですが、もう少しだけ、見守って頂けたらと思います どうかどうか、最後までよろしくお願い致します」と締めくくった。

 大学進学を機に福島から上京し、15年公開の映画「罪の余白」にエキストラ出演をきっかけに芸能事務所「アミューズ」に所属し、女優の道で生きることを決めた。大塚食品の炭酸飲料「MATCH」のCMでも話題に。その後、映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」「おそ松さん」「耳をすませば」、ドラマ「最愛」(TBS)など人気作に多数出演してきた。

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