辛坊治郎氏「国民全員の問題」高速道路の深夜割引改悪に苦言

辛坊治郎氏
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　キャスター辛坊治郎氏（66）が6日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム　そこまで言うか！」（月～木曜後3・30）に生出演。元トラックドライバーでフリーライターの橋本愛喜氏をゲストに迎え、高速道路料金について苦言を呈した。

　橋本氏は「現行は0時から4時まで、1秒でも高速道路に乗っていたら、それまで走っていた高速代を含めて3割引きになる」と話し、辛坊氏は「誰でもですか？夜に高速道路に乗って23時59分に降りるのと、0時1分に降りるのでは料金が全く違うんですか！」と驚いていた。

　しかし橋本氏は「安いがゆえに、サービスエリアで時間をつぶし長時間労働になるケースや、駐車場が埋まっていることで路肩に止める車両が出た」と明かし「国交省に掛け合った結果、まさかの大改悪。22時から5時までに走った分だけになった。そのため深夜に走るドライバーが増え、労働環境の改善にはつながらない。本末転倒」と話した。さらに「みなしや高速込みの運賃を提示するので結局、自分で運賃を負担する」と訴えた。辛坊氏は「なんなんだよ、それ！って私でも思う。業界の方は怒り心頭でしょうね」と同意した。

　トラックドライバーを代表した橋本氏の訴えに、辛坊氏は「車を持っていなくても、高速道路に関係なしに生きている人は日本にいない。世界に比べて異常に高い高速道路料金に、国民全員の問題意識が必要だ」と述べた。