三谷幸喜氏 渡辺徹さん悼む…「ああ見えて凄く繊細でシャイで。本質はとても真面目な方」

[ 2022年12月3日 22:56 ]

三谷幸喜氏
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 脚本家の三谷幸喜氏(61)が3日、総合司会を務めるTBS「情報7daysニュースキャスター」(土曜後10・00)で、敗血症のため11月28日に死去した俳優・渡辺徹さん(享年61)を悼んだ。

 渡辺さんは、三谷氏が作・演出を務めた2014年の舞台「国民の映画」に出演した。三谷氏は「人間は本来の性質、姿に陰と陽がある。安住さんは陰じゃないですか、僕も陰。それでいうと渡辺徹さんは物凄い陽で、あの方の周囲だけ100ワットぐらい明るさが違うぐらいのイメージなんです」と渡辺さんの誰からも愛された陽気なキャラクターに言及。「僕は俳優さんと距離を取るようにしているので大体みんな名字で呼ぶんですけど、徹さんは徹さんなんですよね。渡辺さんとは呼ばない」と明かした。

 明るい笑顔がトレードマークの渡辺さんだったが、「ああ見えて凄く繊細で凄くシャイな方で。照れ屋さんだから茶化さないと我慢できないみたいな、そんな感じがして」という印象を受けていたという。「本質はとても真面目な方だから、舞台をたくさんやられていたし、シェイクスピアとかもやられてましたけど、“ザ・新劇”みたいなものも本当はもっとたくさんやりたかったんだろうなと思います。(ヘンリー4世の)フォルスタッフとかもやってほしいと思いますものね」と突然の別れを惜しんでいた。

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