渡辺徹さん死去 ナイツが弔問駆け付けたこと明かす サンド、中川家とともに「マヨネーズ」でお別れ

[ 2022年12月3日 09:35 ]

渡辺徹さん
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 お笑いコンビ「ナイツ」が3日、TBSラジオ「ナイツのちゃきちゃき大放送」(土曜前9・00)に出演。敗血症のため11月28日に死去した俳優の渡辺徹さん(享年61)を追悼した。

 塙は「いろいろありました、今週は。渡辺徹さんびっくりしましたね…」と切り出した。8年前、初めて渡辺さんと対面した時のことを回想。「BSで『JBナイツ』っていう番組がありまして。お孫さんに気に入られるためのおじいちゃんおばあちゃん講座みたいな番組やってまして。第1回目のゲストが徹さんで。“ものすごいナイツ好きなんだよ!”って言ってくださって、連絡先交換して。舞台開いていただいたり、見に行ったりして。いろいろやってたから。まだ61歳っていうのはちょっと…」と早すぎる逝去を悼んだ。

 渡辺さんプロデュースのお笑いライブ「徹座」にも出演し、土屋は「子供からテレビで見ていて、ブラウン管の人気者みたいな人の中で一番かわいがって、親しくしてくれた人でしたね…不思議な感覚だったよね。徹座の打ち上げとかも芸人に負けじと夫婦漫才したり。うちらの前ではほとんど芸人さんでしたね」と偲んだ。

 2日夜には芸人も次々と弔問に訪れ、ナイツもコンビで弔問に駆け付けた。塙は「昨日も最後お会いしたんだけど、俺、でっけえマヨネーズ買っていったんだよ」と渡辺さんの好物だったマヨネーズを持参したことを明かした。

 土屋は「俺ら東洋館終わって行って。先に中川家さんとサンドウィッチマンさんがいて。俺は塙さんより先に着いてね。お線香をあげようと思ったら、横にでっかいマヨネーズがあってちょっと笑いそうになっちゃって。それ(サンドウィッチマンの)富澤(たけし)さんが買ってきたらしくて。それで塙さんが駆けつけて来たらもっとでかいマヨネーズ持ってて」と回想。

 塙は「そしたら、(中川家の)礼二さんがマネジャーにコソコソ言っての。何言ってるんだろうって思ったら、マネジャーが小さいマヨネーズ買いに行って、マトリョーシカみたいになってた…大中小と。小川菜摘さんだけが“やめなさい!”って言ってたけどね」と芸人らしく涙の中にも笑いありだった弔問の様子を明かした。

 塙の元にはこの日の朝「江古田の時に行ってた居酒屋の人から連絡来てさ、ショックですって。Facebookで友達になったらしくてさ。一般の人ともそうやって友達になったりして、すごい人だったんだなと。いろんな人に愛されて」と渡辺さんの人望の厚さを実感したといい、土屋は「理想的な夫婦だなって。関係性もね。いつもとおるさんの楽屋周り、出ないのに郁恵さんが一緒にやってくれたり。記録用のカメラまわしたりされてて」とおしどり夫婦ぶりも明かした。

 「ちょっとまだ信じられないというか。実感がない。ほんとにありがとうございましたと。徹座もまたやりたいって思いました」と塙が語ると、土屋も「徹座、楽しかったもんね」としみじみ。「ありがとうございました!」と口をそろえた。

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2022年12月3日のニュース