木梨憲武「来た来た!堂安時代!」 もらったジャージーを着て応援、同点弾は「狙ってた結果だね」

[ 2022年12月3日 05:05 ]

決勝リーグ進出を決めた日本代表にエールを送った木梨憲武 (撮影・西川祐介)
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 日本サッカーの歴史を変えたスペイン戦。決勝トーナメント進出を懸けた激戦は、最後まで手に汗握る展開。帝京高校サッカー部出身で、芸能界を代表するサッカー通の「とんねるず」の木梨憲武(60)が振り返ります。

 いや~長かったね。アディショナルタイム7分。祈ってたよ。引き分けなら1次リーグ敗退でしょ。全員が最後まで集中して、頑張ってくれたね。

 ビックリしたのは日本の逆転ゴール。テレビではラインから出てるように見えたから。でも、AIの判定だからね。ライン上にボールが1ミリ残ってたんじゃない?1ミリもない、線かもしれない。これがAIじゃなかったら、大変なことになってた。人間の目では無理。普通だったら出てるって判定だよね。AIちゃん、ありがとう!

 前半は早々にやられちゃったけど、意外とDF陣は落ち着いてた。ドイツ戦と同じで前半をしのいで、後半に攻める展開。前半0―1ならOK。想定通りだったんでしょ。

 後半に堂安と三笘が入ってスイッチが入った。三笘の間合いだけで相手を抜いていくドリブルは止められないね、あれは現代のクライフ。堂安の同点ゴールも出場してわずか3分。1試合にチャンスが何回来るか分からないし、下手すりゃ1回かもしれない。ずっと狙ってた結果だね。

 堂安とは2019年放送の「とんねるずのスポーツ王は俺だ!!」(テレビ朝日)でPK対決した時が初対面。スペイン戦はその時にもらったジャージーを着て応援してた。良いヤツでね。「必ずトップのところでプレーしますから見ててください」って。今の若い子は最初から世界を見てる。進化してるよね。

 ドイツ戦の後に「おめでとう、次も頼むよ」ってメールしたら、「もっと活躍するんで」と返ってきた。スペイン戦の後も「来た来た!堂安時代!」って連絡しました。今大会はシュート3本で2点決めてる。ビッグマウスと言われるけど、結果を出してるから。

 クロアチア戦は2―0で日本の勝ちでしょう。次も同じ戦術だと思うよ。前半は守って0―0。後半に堂安が決める。でも、前半に前田が決めて、堂安と三笘、最後に吉田麻也が頭で決めて4―0で勝つかも。準々決勝ではブラジルが待ってるから。楽しみだね!

 俺は7日にフジテレビの「FNS歌謡祭」に出ます。AK―69と歌います。これが俺にとってのW杯なので、みんな見てね!

 ◇木梨 憲武(きなし・のりたけ)1962年(昭37)3月9日生まれ、東京都世田谷区出身の60歳。80年に同級生の石橋貴明と「とんねるず」を結成。歌手、俳優、画家としても活躍。96年の第47回NHK紅白歌合戦に「憲三郎&ジョージ山本」として出場。18年から今年6月まで全国を巡回した個展には計122万人が来場。1メートル77。血液型O。妻は女優の安田成美。

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