井上貴博アナ 旧統一教会への調査必要性に言及「どういう団体だとダメか分からないまま話が」

[ 2022年9月8日 18:44 ]

TBS・井上貴博アナウンサー
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 TBS井上貴博アナウンサー(38)が8日、キャスターを務める同局系系「Nスタ」(月~金曜後3・49)に生出演し、自民党所属の国会議員と世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との接点に関するアンケート結果についてコメントした。

 自民党の茂木敏充幹事長は、党所属の国会議員379人に対し実施したアンケートの集計結果を発表。半数に近い179人が教団と何らかの接点があったことを明らかにした。説明によると、教団や関連団体の会合に出席したと回答した議員のうち、9割近くが関連団体と認識していなかったという。茂木幹事長は「決して少ないとは思っていません。だから重く受け止めています。率直に反省している」と述べ、所属議員と教団との接点を一切断つよう指導するとした。

 番組では会見の模様を速報で伝えた。井上アナは「自民党として関係を断つんだということ。それであれば、旧統一教会がどんな団体なのか、徹底的に調査して、たとえば宗教法人格にふさわしくないのであれば、そこははく奪しなければいけない。そういったことをせずに…」と疑問を呈した。

 調査の意義については「もちろん過去を調査するのも大切です」と納得したものの、「今後どうするのか、どういう団体だとダメなのかというのが分からないまま話が進んでいるのも、モヤモヤが残る気がします」と首をかしげた。

 さらに「どんな団体がダメなのか。本当にダメなら解体命令とかになり得るわけですよね?」と、教団組織の徹底調査も期待。独協大教授で経済アナリストの森永卓郎氏も「(解散命令を)出すべきだと思いますけどね」と応じた。

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2022年9月8日のニュース