日テレ「アナザースカイ」1年ぶりレギュラー復活に制作側も驚き「非常に惜しむ声」 コロナ状況も影響

[ 2022年9月8日 16:13 ]

日本テレビ「アナザースカイ」のMCを務める今田耕司(左)と中条あやみ
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 日本テレビは8日、10月期改編説明会をオンラインで行い、「Google Pixel presents ANOTHER SKY」(金曜後11・00)として1年ぶりにレギュラーとして復活する「アナザースカイ」についてその復活の意図について説明した。

 同局のコンテンツ制作局の原司チーフプロデューサーは「番組内容はこれまで同様という形」としたうえで、「とにかく昨年9月に終了した時も、肌感として非常に惜しむ声が多くて、日テレに入ってきた新入社員なんかもゴールデンや人気の情報番組もやりたいけど、“アナザースカイってやれないんですかね”“復活しないんですかね”って話をよく聞きました」と説明し、「非常に珍しいレアケースで1年ぶりの復活となった」と説明。制作側としては異例の復活に「もちろんうれしいんですけど、そんなことあるんだと、驚きをもって初回の準備に取り掛かっている」とした。

 「単純に復活しただけではいけない。これまで13年続いた番組ですので、さらにそれを上回るクオリティーと、華やかさのあるVTRをお届けできれば」と続けた。

 レギュラー終了には、コロナ禍でロケでの収録が難しくなったことも背景にあったとも言われたが、同局コンテンツ戦略局の木戸弘士編成部長は今回の復活へのコロナの影響は「背景としては大きい。直接的ではないが、間接的には大きい。今でも予断は許さない状況ではあるが、withコロナという意味で影響はある」と関連性を認めた。

 昨年9月に惜しまれながらも13年の歴史に幕を閉じた「アナザースカイ2」が「Google Pixel presents ANOTHER SKY」として復活。MCは今田耕司と中条あやみが3年半ぶりにタッグを組み、「夢の数だけ空がある。」というコンセプトのもと、ゲストが世界や日本国内のゆかりのある地を訪れる様子に密着。自身のルーツや人生観・仕事観について本音を引き出していくドキュメンタリー。豪華ゲストが世界の縁りの地を訪れて、人生観や仕事観などを語り尽くす綺麗な映像と素敵な音楽で紡いていく。

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