スピードワゴン小沢 原点は中学時代に出会ったあの人!「全部追いかけようと…目標とする芸人はない」

[ 2022年9月8日 17:28 ]

スピードワゴンの小沢一敬
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 お笑いコンビ「スピードワゴン」の小沢一敬(48)が8日、TBSラジオ「赤江珠緒 たまむすび」(月~木曜後1・00)にゲスト出演。「人生で影響を受けた人物」への熱い思いを明かした。

 中学時代、同級生が教えてくれたことで、パンク・ロックバンド「THE BLUE HEARTS」の存在を知った小沢。「あんまり真面目な子でもなかったし、ウダウダしていた」14歳の少年の心に、同バンドの音楽はガツンと響いたという。当時を振り返り、「同級生が“すごいバンドがデビューしたよ”って、カセットテープに録音した音源を家に持って来てくれて。初めて聞いた時、本当に1曲目を聞いた瞬間に嘘みたいだけど、“ウワーッ”て叫んじゃったの」とし、「怖かったし、見たことも聞いたこともないようなもので、もうたまらなくなって、枕に顔を埋めて“ウワーッ”とずっと叫び続けて、カセットテープを何回も繰り返し聞いて。よし、学校に行ってみんなとバンドをやろう!とバンドを組むキッカケになった」と学生時代を回想した。

 もともと本や漫画、映画が好きだったが、「THE BLUE HEARTS」に出会ってから、多大な影響を受けた。「(同バンドの)4人とも好きだけど(ギターの)真島昌利さんが大好きになってしまって。この人の読んだもの、見た映画、聞いてきた音楽を全部追いかけようと思って、そこから本や映画や音楽にハマった感じ」と小沢。芸能界に入り、夢を与える仕事を続けて20数年、人生を語る機会も増えたが、ある取材では予期せぬ“間違い”の経験も!「真島さんはマーシーって呼ばれているの。前に雑誌の取材で、僕は中学の時にマーシーに出会ってマーシーみたいな大人になりたいと思ったから、目標とする芸人はないけど、中学生がみて“あんな大人になりたい”って思える大人になりたいな、ということを言ったのね」と状況を説明。

 「そうしたら、その雑誌のライターさんが真島さんのことを知らなかったのか…マーシーのところを勝手に、田代まさしさんに書き換えていたの!俺さ~、田代まさしさんに憧れて今、がんばっていることになっている」と、笑いながら明かした小沢。雑誌はまさかの“マーシー違い”でそのまま世に出てしまったという。「まあそれはそれで何も悪いことじゃないけど…がんばらなきゃね」と、小沢らしくポジティブに締めくくった。

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2022年9月8日のニュース