伊東四朗「どう考えても安かった」時給30円アルバイトを経て…サラリーマン志望から役者になった理由

[ 2022年8月8日 13:34 ]

俳優の伊東四朗
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 俳優の伊東四朗(85)が7日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。役者デビューするきっかけとなった出来事を明かした。

 「私は喜劇役者になろうと思ったことは一度もない。芸能人になろうという思いがなかった」と言い、高校卒業後は「サラリーマンになりたいと思っていた」と告白。しかし、就職活動は全滅。早稲田大学の生協でアルバイトすることになり「毎日牛乳のフタを開けて時給30円。どう考えても安かった」と振り返った。

 当時から、舞台鑑賞は好きだった伊東。「ある時、そこの座長さんに声をかけられて。楽屋で話をしているうちに“今度劇団を持つんだけど遊びに来るか?”って。しょっちゅう遊びに行って。そしたらある時“出てみるか?”って言われて」。それが伊東の役者デビューとなった。

 そんな中、早稲田から「正社員にならないか?」、劇団から「座員にならないか?」との打診が。「天秤にかけてどうしようかなって。それでどういうわけか、時給30円よりも給料が低い劇団を選んだ。正社員になる方がずっと楽だったのに」と、しみじみ語った。

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2022年8月8日のニュース