桂文珍が40回目のNGK独演会 ゲスト・桂宮治の後に登場し「あんな爆笑の後、パワハラですよ」

[ 2022年8月9日 00:46 ]

「吉例88 第四十回 桂文珍独演会」に登場した桂文珍
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 「吉例88 第四十回 桂文珍独演会」が8日、なんばグランド花月(NGK)で開かれ、桂文珍(73)は「らくだ」「デジタル難民(デジナン)」の2題を披露。「40年、アッという間でした」と語った。

 鼻にティッシュを詰めて登場し「これでCO2は半減です」と笑わせた文珍。「40周年、全員の方に大入り袋を記念に」と拍手を浴び「500円を入れようかと。でも、ウチとAOKIホールディングスとは関わりがないので5円。気持ちだけです」と東京五輪の組織委に絡む問題を取り上げ、得意の時事ネタで笑いを誘った。

 前座を務めたのは弟子の桂楽珍(60)。文珍がここ2年、よく使っている「桂ワクチンを襲名します」というネタを奪ったため、文珍は「私はプーチンに改名します」とやり返し、爆笑をさらった。

 文珍の最初の題目「デジナン」に続いて東京から日本テレビ系「笑点」で人気の桂宮治(45)がゲストとして登場。「あんな爆笑の後、パワハラですよ」と冒頭で苦笑い。文珍も「元気な若手。上方にも出てほしい人材です」と関西落語界に新スターの誕生を心待ちにしていた。トリはこの独演会では25年ぶりとなる「らくだ」を演じ、文珍も「あと何年やれるか分かりませんが、頑張ります」と先を見据えた。

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2022年8月8日のニュース