NHK甲子園実況“しりつふなばし”呼びにネットざわざわ　「市船はいちふな」「違和感しかない」

＜市船橋・興南＞力投する市船橋の先発・坂本（撮影・坂田　高浩）
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　第104回全国高校野球選手権第3日は8日、甲子園で1回戦が行われ、第4試合では15年ぶり出場の市船橋（千葉）が興南（沖縄）と対戦。ツイッターのトレンドに「市立船橋」「市船ソウル」が入るなどSNSでも盛り上がりを見せているが、試合を中継するNHKが「しりつふなばし」とアナウンスしていることがネットで話題となっている。

　愛称「市船（いちふな）」でおなじみの同校だが、正式名称は「船橋市立船橋高等学校」。同じく船橋市にある「千葉県立船橋高等学校」と区別するため、「市船」と呼ばれることが多い。

　強豪として知られるサッカー部の活躍もあって、全国的にも定着している「いちふな」呼び。それでもNHKではやはり正式名称から「しりつふなばし」とアナウンスし、試合前の学校紹介から試合中の実況もそれで統一した。しかし、ネットでは「しりつふなばし呼び違和感しかない」「NHKの実況、しりつふなばしって読んでるのめちゃくちゃ慣れない」「市船はいちふなだよなぁ…しりつふなばしじゃないよなぁ」「実況者は千葉県民じゃないんだよ」「NHKの実況が頑なに『しりつふなばし』と言ってるけど『いちりつふなばし』と言ってはいけないのだろうか？」の声が続出。「しりつふなばし」もトレンド入りした。

　この声を受けてか、NHKでは4回の市船橋の攻撃中に応援曲「市船ソウル」を紹介したタイミングで「“いちふな”というような呼ばれ方もしますが、学校名は“しりつふなばし”です」と説明していた。