橋下徹氏 岸田首相、閣僚と旧統一教会の関係の点検表明に「安倍派に対する凄いけん制球」

[ 2022年8月8日 09:13 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(53)が8日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。岸田文雄首相(自民党総裁)が6日、広島市で記者会見し、10日の内閣改造で入閣する閣僚や現閣僚に世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との関係を点検させる考えを表明したことに言及した。

 副大臣らも対象で、結果を踏まえ、関係見直しを指示する。自民議員との接点が次々と発覚し、内閣支持率が急落したことに危機感を募らせたもので、対応を急ぐ。番組では、自民党の福田達夫総務会長が「何が問題か、僕はよく分からない」と発言したことや、現役閣僚として末松信介文部科学相、岸信夫防衛相、萩生田光一経済産業相、二之湯智国家公安委員長らが旧統一教会と関わりを指摘されていると伝えた。

 橋下氏は「岸田さん、検討するとか話を聞くだけでなかなか決断しないという評判をよく聞くんですけど、今回の内閣改造、岸田さんは凄い政治家の力を発揮したと思います」と評価し、「一つは、自民党の方はもうあまり調査しないと言ってるでしょ。岸田さんは自分の内閣は調査する。これで国民にアピールする。もう一つは、安倍派と旧統一教会の関係、まだはっきりしていませんけども、安倍派の議員が旧統一教会と関係しているんじゃないかということが報道に出ています。もし、岸田さんは自分の内閣で旧統一教会との関係を点検するっていうと、安倍派の排除になっていくんですよね。だから凄いこの権力関係の中で、安倍派に対する凄いけん制球を岸田さんは出したなと思いますけどね」と自身の見解を述べた。

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