市村正親 とっさの対応力に「スゴイ」の声、公演中舞台にガラスが散乱…とった行動は?

[ 2022年7月17日 21:53 ]

市村正親
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 俳優の市村正親(73)が17日放送の日本テレビ「行列のできる相談所」(日曜後10・00)にゲスト出演し、ミュージカル中に起こったハプニングを告白。とっさに対処したことを打ち明け、感嘆の声を誘った。

 24歳から劇団四季に所属し、41歳で退団。その後はドラマ・映画のほか、「屋根の上のヴァイオリン弾き」「オペラ座の怪人」など人気ミュージカルで存在感を示してきた。中でも「ミス・サイゴン」で演じた役については、「世界一のエンジニア」と称されるほどだ。同ミュージカルの公演中ではトラブルも。「ネオン」が割れてしまい、舞台にはガラスの破片が散乱した。その時、市村は「ダンサーが踊る時に危ないから、ほうきとちりとりがあったので履きながら踊った」と振り返った。

 公演中には「いろんなトラブルがあるけど」としつつ、ガラスが飛び散ったアクシデントには「ダンサーが横になったりするからね。ちょうどあったのよ(ちりとりとほうきが)舞台袖に。持って、掃いたのよ」と語り、「振り付けを全部変えて」。アドリブで対応したことを明かし、共演者から「スゴイ」と称えられた。セリフを噛んでしまうこともあるそうだが、動じないことが大切と持論を展開。「すぐ忘れる、噛んでもつまずいても先に行く」とした。

 同じ役を長く続けることも多い。「飽きないのは作品がいいんですね。役を生きれるのが楽しくて」と、市村はニッコリ。公演中は体のケアも欠かさず「午前中はマグマヨガに行って、汗を出して。劇場に入ったら即メークして、発声しない」とルーチンを語っていた。

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2022年7月17日のニュース