斎藤工 円谷英二の故郷で行われた主演映画「シン・ウルトラマン」特別上映会に出席 「光栄に思います」

[ 2022年7月10日 21:13 ]

映画「シン・ウルトラマン」特別上映会に参加した斎藤工(右)と樋口真嗣監督
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 俳優の斎藤工(40)が10日、福島県須賀川市で主演映画「シン・ウルトラマン」(監督樋口真嗣)の特別上映会に登場した。

 ウルトラマンの日として制定されているこの日に、ウルトラマンの生みの親・円谷英二の出身地、須賀川市でイベントを開催。斎藤は「この作品は円谷さんが繋いできた“希望のバトン”だと思います。今日、このタイミングでこのイベントをすることができ、光栄に思います」と喜んだ。

 須賀川については「車の窓から見える景色が、ガボラが出てきそうだったり、ウルトラマンの原風景がここにあるんだという、映画の中に入っていくような感覚がありました」と興奮気味に語った。

 1966年の初代「ウルトラマン」で“ウルトラマンになる男”ハヤタ隊員を演じた黒部進(82)からのコメント映像も上映。「シン・ウルトラマン」を「素晴らしいパワーがありました」と称え、斎藤について「ピッタリでした!」とコメント。

 さらに「製作陣が並々ならぬ覚悟でこの作品に臨んだことがスクリーンから伝わってきました。当時の制作陣がこめた想い、ウルトラマンを通して伝えたかったことを継承し、そのバトンを繋いでくれたように感じました」と熱く語った。

 斎藤は「黒部さんから紡がれてきたバトンというものがとても背中を押してくれたので、黒部さんの言葉は心の底から光栄で胸がいっぱいになりました」と感動の思いを口にした。

 同作は円谷プロダクションとTBSが制作した「ウルトラマン」をリブートした作品。禍威獣と呼ばれる巨大生物の対策に、政府がスペシャリストを集め「禍威獣特設対策室(禍特対=かとくたい)」を設立。禍特対が次々に襲来する禍威獣の対応に追われる中、空から銀色の巨人が現れるという内容だ。

 5月13日に全国401館(IMAX39館含む)にて公開。7月9日までの58日間で観客動員は283万人、興行収入は42億円を突破する大ヒットを記録している。

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2022年7月10日のニュース