メッセ黒田　安倍元首相の死に「どんよりした不安」要人が一般人の手製銃に倒れた衝撃…

「メッセンジャー」の黒田有
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　お笑いコンビ・メッセンジャーの黒田有（52）が自身のYouTube「くろだ煮」で、8日に安倍晋三元首相（享年67）が奈良市内での街頭演説中に銃撃され死去した事件について語った。

　安倍元首相に哀悼の意を表した黒田は、「一般市民はどんよりした気持ちになってる。安倍首相が亡くなったことプラス、平和に対する思い。山上徹也容疑者がやったことは、安倍元首相を亡くしただけでなくて、日本国中に梅雨が戻って来たみたいな不安を感じさせた」と語った。

　テレビでも事件当時の映像が多数流れたが、「素人が見ても警護の問題はある。がら空きやん…というね。あんな近くまで寄れたんやという不思議もあるし、誰でもできたんちゃうの？と」と、要人警護や危機管理への甘さを指摘。手製の銃で、特殊な訓練を受けたわけでもない一般人が、世界に名を馳せる要人を殺害したことへの衝撃を口にした。

　「言いたいのは、日本の平和ボケ。性善説がすごい。ネット時代で劇薬や武器が作れてしまうし、国際問題にしても国民はよく考えないと。いつ何が起こるか分からない世の中というのが、この事件で学ぶべき大事なところ」と熱弁。「ほとんどの人はそんなこと思わんけど、容疑者を崇拝する人間が出てくるのは絶対」と、模倣犯の出現についても懸念していた。