マツコ 「日本はクリエイターに対しての支払いが悪すぎ」 渡辺直美からNYのアーティスト事情聞き

[ 2022年7月10日 16:00 ]

マツコ・デラックス
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 タレントのマツコ・デラックス(49)が、MCを務める9日放送の日本テレビ「マツコ会議」(土曜後10・00)に出演。日本のクリエイターに対する待遇について言及した。

 この日は米ニューヨークを拠点に活動するタレントの渡辺直美がゲスト。NYの生活などを語った。とにかく物価が高いことで知られるNYだが、一流アーティストはなぜNYに集まるかというテーマでトークが展開。

 「NYでぶちかます日本人」としてネイルアーティストのMEI KAWAJIRIさんや、ヘアスタイリストのNEROさんを紹介した渡辺は「裏方と言われている人も表に出るのがアメリカのエンタメ。すごいリスペクトされているし、アーティストとしてしっかり確立されている」と言うと、マツコは「裏方の人もちゃんともらってるよね。バジェットが違う。演者の人にあげて、ディレクターがもらって終わりじゃない。ちゃんとそれぞれ技術持ってる人に対してちゃんとした報酬がある」と共感した。

 NYではセレブのスタイリストは年収約2300万円。リアーナなど超有名人を担当するスタイリストになると年収は約5000万円超にもなるという。

 マツコは「リスペクトされてるから集まる。芸術的にすぐれているから、みんなが憧れるからっているのもあるけど、ちゃんと(対価を)もらえるから。もちろんお金だけじゃないし、きっかけはお金じゃなかったとしても、長くいられるってのはちゃんと見返りがあるからでさ。日本はこういうクリエイターみたいな人に対しての支払いが悪すぎ」と苦言を呈した。

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2022年7月10日のニュース