和田アキ子　安倍晋三元首相を改めて追悼「ショックですね、凄く」「考えなきゃいけないこと、多々ある」

和田アキ子
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　歌手でタレントの和田アキ子（72）が10日、TBS「アッコにおまかせ！」（日曜前11・45）に生出演。8日に奈良市内で銃撃され、死亡した安倍晋三元首相（享年67）を改めて追悼するとともに、事件について語った。

　安倍元首相は8日午前、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で参院選の応援演説中に銃撃され、同午後5時3分に搬送先の病院で死去した。殺人未遂容疑で逮捕された元海上自衛隊員の無職山上徹也容疑者（41）は10日午前9時ごろ、奈良西警察署から殺人容疑で奈良地検に送検された。この日までに、山上容疑者は「母親が宗教団体にのめり込み破産した。安倍氏が団体とつながっていると思い狙った」という趣旨の供述をしていることも判明している。

　和田は「いやー本当におとといのことで、胸が痛いというか」とコメント。「私は個人的にですけど、お食事をするところが局のすぐそばにあって。そこでよくお会いして。一緒にお写真撮らしてもらったり、普通に話したりしてたんで」と交流を明かし、「おととい本当に、昨日のラジオの生放送をやるのも引きずっちゃって大変だったんですけど、こればっかりはね。言える言葉は本当に、心からお悔やみを申し上げますとしか言ってもいいようがないし、日本でこういうことが起きたんだっていうことを、個人個人が考えて自覚して暮らしていけばいいと思いますけど。大変なことですね、これは。お悔やみ申し上げます」と追悼した。

　「まあ生放送ですからね、もちろんキャスティングも前から決まってますけど、みんな悲しいという以外にコメントは難しいよね」と感想。「この業界にいながら言うのもなんですけど、白昼でテレビで全部見れちゃったとことが、私達にも、これがなんとも言えないですね」とも語り、「今まで日本は諸外国、いろんな国ありますけど比較的安全な国っていう神話がありましたから、いろんな国ともまた仲良くしていってほしいですけど、ちょっとやっぱり考えなきゃいけないっていうこと、多々あると思いますね、いろんな意味で。私はショックですね、凄く」と強調した。