櫻井よしこ氏 安倍晋三元首相襲撃に「安倍さんほどの重要人物をこんな手薄な警備で…強い後悔」

[ 2022年7月10日 12:46 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
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 ジャーナリストの櫻井よしこ氏(76)が10日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。参院選の街頭演説中に銃撃され、8日に死亡した安倍晋三元首相(享年67)の訃報を受けてコメントした。

 9日に安倍の自宅を弔問に訪れたという櫻井氏は「いろんな思いはあったんですけれども、とにかく本当にありがとうございますということを心の中で申し上げました」と言い、「拝見しますとね、お顔がすごく穏やかで。司法解剖されてしまいましたから、髪の毛は剃って頭部は包帯で覆われていたんですけれども、何か凄く穏やかな顔でちょっと、何かひょっとした時にお口が開いて何か“あっ櫻井さん”というようなことをおっしゃるんじゃないかなという、そんな感じでした」と振り返った。そして、「でも本当に感謝、感謝で、心からありがとうございますということを繰り返し申し上げてきました。さぞ残念だったと思いますけれども、これからのことを考えるとね、前向きにとらえて志をついでいかなければ日本が大変だなという思いで語りかけてきました」とその死を悼んだ。

 また、安倍氏を襲撃した容疑者については「この容疑者が海上自衛隊をやめて17年間、一体どういう考えで何をしていたのか。いろんな職業を転々としていますよね。その間にどういう考え方を自分の中で育てていったのか、どうしてこのような人が…前日の岡山の会場にもアプローチしたわけですよね。どうして彼がマークされずに捕まらなかったのか」と言い、警備について「いろんな警備の問題について、安倍さんほどの重要人物をこんな手薄な警備でわれわれは放っておいたのかという物凄い強い後悔がありますね」と話した。

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