東国原英夫氏 謝罪会見は「テレビは本当に恐ろしい…どういうふうに映るか、そこから教えられる」

[ 2022年7月10日 15:19 ]

東国原英夫
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 元衆院議員でタレントの東国原英夫氏(64)が10日放送のテレビ朝日「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演し、謝罪会見について言及した。

 番組では、KDDIの通信障害を取り上げた。7月2日午前1時35分ごろ、設備の定期メンテナンス中に異変が起き、音声通話の回線を切り替える際、設備に不具合が発生したもので、利用しづらい状況が続き、KDDIは5日、同日午後3時36分の時点で大規模な通信障害について全面的な復旧を確認したと発表した。高橋誠社長が会見を開いたのは事故発生から1日以上がたった3日午前11時で、対応の遅さに批判の声が上がったが、会見自体は、人に頼ることなく、専門用語が飛び交う質問にも的確に答え続けたことで、SNS上では称賛の声も上がった。

 作家の阿川佐和子さんが「会社のいろいろなトラブルの時で、印象に残っているのは山一證券の社長さんが“社員は悪くありません。すべては私が”って言ったら、みんなやっぱり同情するっていうかね」と話すと、東国原氏は、「2000年に大きい乳業会社ですね、もう名前は言いませんが。その会社で問題(集団食中毒事件)があり、社長が謝罪会見した時にエレベーターに乗って記者たちに囲まれた時に“私は寝ていないんだ”と言って、それで大炎上。そのひと言で」と言い、「ですからテレビは本当に恐ろしいんです。リスクマネジメントする時には、テレビにどういうふうに映るか、そこから教えるんです。一挙手一投足全部映ってますということと、アンサーのやり方とかはリスクマネジメントのコーディネーターというのは教えますね」と説明した。

 阿川さんの「離婚記者会見なんかもそうなんですか?」の問いには、「離婚記者会見はこれはね、非常にポイントです」と返答。ビートたけしは「お前、離婚記者会見やったの?俺、やってないんだ。俺、書かれっぱなしだよ、バカ野郎」とぼやいていた。

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2022年7月10日のニュース