田崎史郎氏 安倍派の今後に「安倍さんが最も政治家として評価されていたのは萩生田経産相。ただ…」

[ 2022年7月10日 12:21 ]

東京・台場のフジテレビ社屋
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 政治ジャーナリストの田崎史郎氏(72)が10日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。参院選の街頭演説中に銃撃され、8日に死亡した安倍晋三元首相(享年67)の訃報を受けてコメントした。

 田崎氏は、自民党の最大派閥・安倍派の今後について「岸田政権を支えている最大派閥なので、その派閥のトップがどうなるかっていうのが今後の大きな焦点になる」と指摘。「取材していますと、ゆっくり選べばいいんじゃないかって言われる方もいるんですが、それではなかなか回らなくなる。例えば8月には内閣改造、自民党は役員人事が行われるわけですね。その時、岸田さんは安倍派の誰かと相談して安倍派からの入閣候補、4役候補を聞かなければいけない。その時に安倍派を代表して話すのは誰なのかって問題がすぐ生じるわけです」と話した。

 そして、「年功序列、当選回数別で言うと下村博文前政調会長とかがいらっしゃるんですけれども、一方でそれでまとまるかなというところもあるんです。僕が安倍さんから聞いている人物評価で、安倍さんが最も政治家として評価されていたのは萩生田(光一)経産相なんですね。ただ萩生田さんがまだ若いんで、ということなんです。この選ぶ難しさは、総理総裁候補になるわけですね。だから安倍派の中で誰が総理総裁候補になるかっていうことも一つの面としてあるわけです。だからすぐ選びづらいところはあるんですけどね」と見解を述べた。

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2022年7月10日のニュース