池上彰氏が苦言 生稲晃子氏の“出演拒否”に対する陣営側の衝撃回答にスタジオも騒然

[ 2022年7月10日 20:53 ]

池上彰氏
Photo By スポニチ

 ジャーナリストの池上彰氏(71)が10日放送のテレビ東京「池上彰の参院選ライブ」(後7・50)に生出演。東京選挙区に立候補している元「おニャン子クラブ」の生稲晃子氏(54)がインタビューに応じない理由に苦言を呈した。

 番組内で東京選挙区を紹介した際に池上氏が「自民党の生稲候補に関しては、安倍さんの事件が起きる前に“ぜひ、この番組に出演していただきたい”とお願いをしたんですが、この番組だけでなく全てのテレビ局のインタビューに応じてはいただけないという結果になってしまいました」と伝えた。

 「さあ、どうしてなんでしょう?」と首をひねった池上氏に同局の官邸キャップ・篠原裕明氏が「本日、どうして生稲さんが中継に出ていただけないのか陣営の関係者に取材したところ、匿名を条件に答えてくれました。陣営の方は“生稲さんは国会議員としての資質、勉強が圧倒的に足りないから”だというふうにおっしゃってました」と補足した。

 この答えにゲストの宮崎美子は「はぁ?」と怪訝な表情。勝俣州和は「ちょっと驚きの意見。そんなことないと思いますけどね、あの演説を見ていると」と驚いた。

 驚きの理由で“出演拒否”となった生稲氏に対して池上氏は「そもそも、有権者に“ぜひ、私に投票してください”って選挙中ずっと言い続けてきたわけですよね。でしたら、もし当選が決まるのであればそれに対して“これからこういうことをやっていきます”と、みなさんに伝えることが政治家としての責務、責任ではないのかなと思う。それはどのインタビューのやり取りに自信がないのかもしれませんけど、それでも何かを答えるというのが国会議員になれば責任が出てくるのではないかと思います。そういう意味ではとても残念です」と苦言を呈した。

続きを表示

2022年7月10日のニュース