松本人志 山手線での騒動で「非常の価値観違う」と指摘 「彼を擁護するつもりはないけど」

[ 2022年7月10日 10:54 ]

ダウンタウンの松本人志
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 「ダウンタウン」の松本人志(58)が10日放送のフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。東京・JR渋谷駅で起きた駅職員と乗客の口論トラブルで問題となった“非常停止ボタン”について持論を展開する場面があった。

 トラブルは4日午後8時ごろに起きた。JR東日本によると、乗客が現金の入った財布を線路に落とし、緊急停止ボタンを押して線路に降りようとしたため、駅員が制止。これが原因で口論に発展したという。動画では、「取ってくれなかったじゃないですか」と敬語で話す乗客に対し、駅員が「取るよ。何なんだよ、その態度は。取ってもらおうっていう態度じゃねえだろ」などと激しい口調で責め立てる場面が切り取られ、拡散され、賛否両論が沸き起こっている。

 松本は今回の騒動を受け「非常停止ボタンってあんな簡単に押せていいのかなと、ちょっと…」と疑問を呈した。非常時に使用するボタンだけに、押しやすい場所にあることに理解を示しつつも「むしろ非常だからね、非常って人によって違うから」と続けた。

 関連する話として「新幹線でも個室のトイレの非常ボタン。あれも、あまりにも押しやすいところにある。なんか押しそうなる。何かあった時のために押しやすいところにないといけないのはわかるんやけど」と困惑の表情。そのうえで「今回のこの男のやったことはトイレの非常ボタンを便秘がきつくてやったみたいなこと」と絶妙な例え話を持ち出した。

 「非常の考え方が違うんですよ!」と松本。「非常というものの、価値観がそれぞれ違うから、別に彼を擁護するつもりはないけど、4万円の財布を落としたということは彼にとっては本当に非常やったんでしょ?」と個人によって、物事のとらえ方、考え方の違いがあることが、今回の根本にあると話した。

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2022年7月10日のニュース