マツコ　渡辺直美紹介「NYでぶちかます日本人」に驚愕　すごすぎる行動力に「初めて聞いたこんな話」

マツコ・デラックス
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　タレントのマツコ・デラックス（49）が、MCを務める9日放送の日本テレビ「マツコ会議」（土曜後10・00）に出演。ゲストで米ニューヨークを拠点に活動するタレントの渡辺直美（34）が「NYでぶちかます日本人」として紹介したネイルアーティストのMEI　KAWAJIRIさんに驚愕した。

　奇抜で独創的なネイルデザインで、バレンシアガ、マークジェイコブスなど有名ブランドやファッション誌からオファーが殺到。「そこからセレブモデルのハディッド姉妹、スティーヴン・タイラー、全部口伝えで広まって仕事がくるようになったんです」とMEIさん。ネイルを気に入ったモデルがインスタグラムに投稿するなどして一気に評判が広まっていき、アリアナ・グランデ、ペネロペ・クルスら有名人を次々と担当。「いわゆるセレブの人はほとんどやった」と、今NYで最もセレブに支持されている。

　NYに来たきっかけは、まだMEIさんが日本にいた時「NYからフィリップっていうフォトグラファーが日本に遊びに来て。MEIのスタジオに来て、MEIのネイルはアメリカに来てコラボレーションしないとダメって言われて。あ、じゃあチケット取って行ってみようと思って」と29歳の時にすぐNYへ向かった。

　NYでは「その時に自分のネイルの写真を全部プリントアウトして本を作って。クレイジーなネイルがついてる左手で本を持って、ロウアー・イーストサイドからアッパー・イーストサイドまで五番街をずーっと歩いたんですよ。アメリカ人の反応が見たいと思って。それでみんなにDo　you　like　my　nail?（私のネイル好き？）って聞いて」と街行く人に聞いてまわったという。するとニューヨーカーたちから「あなたのネイルすごいわ、誰がやったの？って」と絶賛され、「私ニューヨークに来た方がいいかなあ？って聞いたら、みんながYou　have　to　come！（あなたは来るべきよ！）って言ってくれたから引っ越してきたんです！」と抜群の行動力で米国に乗り込み、成功をつかんだ。

　MEIさんとはNYで知り合ったという渡辺は「行動力が半端ないですよね？！」と改めて驚くと、マツコは「何の参考にもなりません！マネできない」と苦笑しながら「すごいなあ…初めて聞いたこんな話。すごい！それくらい最初からかまさないとダメだぞっていうことよねえ。私そんなこと怖くてできないわ」と感心していた。

　マツコは「確かに日本で実力があったとしても、急にポンって行くかと言ったらいろんな根回しをしたり、暗い陰湿なことをしていかないと上り詰められないじゃない。NYは実力があればそんな面倒くらいことをしなくても情報さえ発信してればっていうのがね。やっぱりスピードよね」と、狭いゆえにすぐ人とつながるNYのスピード感にうなっていた。