太田光 安倍元首相追悼で選挙特番スタート 「日本の未来語る言葉を聞いて、よし明日からもう1回と」

[ 2022年7月10日 20:12 ]

「爆笑問題」太田光

 お笑いコンビ「爆笑問題」の太田光(57)が10日、TBS系選挙特番「選挙の日2022私たちの明日」(後8・00)に出演。奈良市内で街頭演説をしていた安倍晋三元首相(67)が銃撃され死去した事件を踏まえて冒頭の挨拶を行った。

 司会でタレントのホラン千秋、フリーの石井亮次アナウンサーとともに並び立ち、まずホランが「こんばんは。さて、みなさんご存じ、一昨日金曜日に奈良県で候補者の応援演説をしていた安倍元総理大臣が亡くなるという事件がありました。安倍元総理のご家族やご関係者の皆様、お悔やみ申し上げます」と述べ、そろって頭を下げた。

 続いて、グレーのスーツに黒いネクタイ姿の石井アナが「この日本でまさかこんなことがとたくさんの方が動揺されたのではないでしょうか。民主主義の根幹と言える国政選挙のさなかに起きた前代未聞の事態でしたね、太田さん」と振ると、太田は「絶句するというか、我々みんなそうだったですけど、言葉を失って、この選挙特番もどういうことをすればいいんだろうとわからないくらい衝撃でした」と述べた。

 ホランが「そんな中でも選挙戦は続いていったわけです。候補者の皆さんが声を枯らして届けようとした思い、信念、その結果をしっかりお伝えしたいですよね」と続くと、太田は「暴力に屈しないということは理屈ではその通りだと思うんだけど、僕も含めて気持ちがなかなか起き上がらないとか絶望的になってる人も多いと思う。きょうは日曜日で、残酷なことだけれど、明日からまた社会の生活が始まるわけです。それは待ったなしなので。今日、この番組で政治家の皆さんというのは未来を語るのが仕事だと思う。どうやって生きていこうと思ってる人たちに、日本の未来を語る言葉を聞いて、よし明日からもう1回やってみようかと思ってくれたらいいんじゃないかと僕は思います」と語った。

 さらに「ただ、本当に残酷だし理不尽なことだけれど、なかなか難しいけれど冷静になるべきで。感情で流されてしまうというのはよくない気がして。確かにこんなことが日本で起こるのかと思うけど、今回のケースは俺は特殊でアメリカのような銃社会になったわけじゃないと思う。受け入れがたいけれども、感情というよりも冷静になることが大事だろうと思います」と述べた。

続きを表示

2022年7月10日のニュース