杉村太蔵 安倍晋三元首相の銃撃事件「特別手薄だったとは思わない」警備体制に持論

[ 2022年7月10日 11:37 ]

杉村太蔵
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 元衆院議員でタレントの杉村太蔵(42)が10日、TBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演。8日に奈良市内で参院選の街頭演説中に銃撃され、死亡した安倍晋三元首相(享年67)の事件について語った。

 安倍元首相は8日午前、奈良市の近鉄大和西大寺駅前で参院選の応援演説中に銃撃され、同午後5時3分に搬送先の病院で死去した。殺人未遂容疑で逮捕された元海上自衛隊員の無職山上徹也容疑者(41)は10日午前9時ごろ、奈良西警察署から殺人容疑で奈良地検に送検された。この日までに、山上容疑者は「母親が宗教団体にのめり込み破産した。安倍氏が団体とつながっていると思い狙った」という趣旨の供述をしていることも判明している。

 この日の出演者で、かつて警視庁の特殊部隊に所属して要人警護に詳しい伊藤鋼一氏は「非常に手薄」「奈良県警のSPの訓練不足」と警備体制に言及した。一方で杉村は「日本の演説会場っていうのは、こういった元総理であっても簡単に近付けてしまう」と指摘した上で「正直申し上げて、今回銃撃があった街頭演説の現場が、これまでの演説の会場に比べて特別手薄だったとは思わない」と持論。「そういう意味では、選挙のあり方は大きく変わってくるでしょう。誰もが安心して立候補できる、これが民主主義にとっては重要。他の候補者の方々に動揺が走ると思うので、そこが心配」と語った。

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2022年7月10日のニュース