辛坊治郎氏 「知床観光船事故」運航会社の社長会見に「言いたいことはいっぱいある」

[ 2022年4月27日 17:55 ]

辛坊治郎氏
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 フリーキャスターの辛坊治郎氏(66)が27日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜後3・30)に出演。北海道・知床半島沖で子ども2人を含む乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU 1(カズワン)」が遭難した事故で、運航会社「知床遊覧船」の桂田精一社長が行った記者会見についてコメントした。

 会見冒頭、「この度はお騒がせしまして大変、申し訳ございませんでした」と約10秒間、土下座。事故があった23日の午前8時ごろ、豊田船長と午後のクルーズの打合せをし、「午後の天気が荒れる可能性があるが、当日午前10時からのクルーズは出航可能」との報告があり、この時点での風と波も強くなかったため、海が荒れるようであれば引き返す、条件付き運航とすることを豊田船長と打ち合わせたうえで出航を決定。判断は桂田社長が行ったという。

 辛坊氏は、「もともと3時半に始まる予定だった記者会見が遅れに遅れて、つい先ほど始まって…」と前置きした上で、「ちょっと言いたいことはいっぱいあるんだけど、全体を聞いてからじゃないと迂闊(うかつ)なことは言えない、というところがある」と言及。

 同記者会見の文字おこし全文を読んだうえで、明日の同番組内で詳しく解説するとし、「私が今、1番知りたかった(事故が)いつ発生をして、その時に社長がどう対応をしたのか?が1番知りたかった。オンエア中に(会見を)聞いている範囲内で、それがまだ出てきていないので、それを聞かないと何とも言いようがないので。しっかり把握した上で」と説明した。

 「ただ、記者会見の中で時系列で確認された事実の中で、すでに報道されているのと随分違うこともありますので。どっちを信じるか?ということも当然あるわけですが、その信ぴょう性も含めて、明日詳しくお伝えできると思います」と締めくくった。

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2022年4月27日のニュース