DJ KOO 脳動脈瘤で大手術 「1週間先の自分が見えなかった」死への恐怖感じるも…家族の存在が力に

[ 2022年4月27日 10:43 ]

DJ KOO
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 ダンス&ボーカルグループ「TRF」のDJ KOO(60)が26日、NHK「ハートネット TV」(後8・00~)に出演。脳動脈瘤で大手術を受けていたことを明かした。

 2017年番組の企画で人間ドッグを受診した時に、直径9・8ミリの脳動脈瘤が見つかり、医師からはすでに視神経を圧迫していて失明の恐れがあること、破裂すれば助からない恐れがあることを告げられたという。当時について、「しかもそれが目の後ろに発見されて、このままだと失明の恐れもあるし破裂して、くも膜下出血、脳梗塞。もしくは命に支障をきたす脳動脈瘤ですとのことでした」と振り返った。

 それまでの生活について、「それまではDJやって、ライブやってその日は寝なくても元気に終われて、ちょっと疲れてても次の日に残らなければいいやっていう生活をずっとしていたんですけど…」と回顧。「僕はお酒もたばこもやらない、そういうところは健康だったんですけど…。原因は決して、定かでは無かったりするので、気持ち的には訳が分からなくなりましたね」と話した。

 突然、受けた脳動脈瘤の宣告に頭の中が真っ白になり、死への恐怖を感じ希望が持てなくなったKOO。「1週間先の自分が見えなかったんですよ。自分の存在がこれからなくなっちゃう。家族とも2、3日したらお別れになっちゃうのかなっていうのが現実味を帯びてきちゃって、その怖さ。それはもう、僕はドキドキだったんですけど…」と回想。しかし、妻と娘の存在が大きな支えとなったようで「その分、娘が当時、高校生だったんですけど色々なところから情報を集めてくれて、それを奥さんと共有しながら脳動脈瘤のことを一生懸命調べてくれた」と明かした。

 最後には「とにかく、手術をしないくちゃいけない。僕、今まで大きい手術をしたことがなかったので…」と切り出し、「でも、頭を切って開頭して頭蓋骨を削って、穴をあけて大変だけど、家族はとにかくこの先、一緒に生活して3人でいたいっていうような思いがやっぱり強かったので…。そこに踏み切りましたね」と語った。

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2022年4月27日のニュース