松重豊 「カムカムエヴリバディ」で虚無蔵を回想、“回転焼き”に「福岡の人間はあれを…」

[ 2022年4月27日 21:30 ]

俳優の松重豊
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 俳優の松重豊(59)が26日、パーソナリティーを務めるFMヨコハマ「深夜の音楽食堂」(火曜後12・30)に出演。8日に完結したNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」を振り返った。

 同ドラマでは、時代劇の大部屋俳優、伴虚無蔵を演じた松重。脚本の藤本有紀氏とは、過去にも朝ドラ「ちりとてちん」や、舞台「LOVE30 VOL.3 しゃぼん」でもご一緒しており、藤本氏が書く物語のおもしろさに触れていたので、自身が20年に初小説&エッセイ集「空洞のなかみ」を書いた際は謹呈したという。

 「当然、藤本さんにもお贈りして。まあそれが伴虚無蔵というものにどういう影響を与えたか?っていうのは、私は確認はしておりませんけども…」と松重。「(空洞のなかみは)本当にくしくも京都の東映の撮影所から始まる短編小説だったんで。伴虚無蔵っていう人は、京都の撮影所にいた福本清三さんという方をモデルにしたような人なんですけども、そういうのがもしかしたらリンクしていたのかもしれないな、と思いながら」と語った。

 また、兵庫県在住のリスナーから、ドラマ内でみんなの心をつないだ食べ物・回転焼きのことを「御座候」と呼ぶとのメッセージを紹介した上で、「(故郷)福岡の人間は、あれを蜂楽饅頭(ほうらくまんじゅう)と言いますけども」と言及。「蜂楽饅頭というのは、どうも熊本発祥だということがひじょうに問題になっていまして、福岡の人にそれを言うと『ありえない!』ということで結構揉めるという…こともあります」と、笑いながら明かしていた。

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2022年4月27日のニュース