知床観光船事故 運航会社社長が土下座3回 ネット「パフォーマンス」「自分は悪くないとの感覚が露呈」

[ 2022年4月27日 20:04 ]

 北海道・知床半島沖で乗客乗員26人が乗った観光船「KAZU 1(カズワン)」=19トン=が遭難した事故が発生してから5日目となった27日、運航会社「知床遊覧船」(斜里町)の桂田精一社長(58)が同町のホテルで記者会見を行った。

 現在、11人の死亡が確認され、行方不明となった15人の捜索が続いている。桂田社長は乗客の家族への説明を行った後、会見に臨んだ。

 会見の冒頭に約10秒、その後に再び土下座した同社長。約2時間半にも及んだ会見の最後に、また土下座した。

 ネット上では「土下座パフォーマンス」「土下座して済むとでも?」「土下座も報道陣ではなくて遺族の方々に向けてやるのが本来なんじゃないの?」「土下座すれば全てが収まる訳じゃない。遺族の方々にこれからどのような保証をし、どのようなケアをし、二度と同じ事態を招かぬよう具体的に何を、誰が、どの様に、結果これだけ改善出来るという根拠をいつ、誰が、どこでお話します、とこれが説明責任」「運営会社の桂田社長の会見では土下座する姿もありましたが、結局のところ『天気予報のせい』『豊田船長のせい』『客のせい』にして、自分は悪くないとの感覚が露呈してる気がします」「安全性も何も配慮せず儲け優先でやってきた経営者がその場限りの土下座してなんの意味がある」などと厳しい言葉が飛び交った。

続きを表示

2022年4月27日のニュース