大空幸星氏 「ワクワク割」に「寒いおやじギャグ」「効果があるのかすごく疑問」

[ 2022年4月7日 12:22 ]

フジテレビ社屋
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 慶大在学中で、24時間無料でチャット相談できるNPO法人を運営する大空幸星氏が7日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)にコメンテーターとして出演。政府が新型コロナウイルスのワクチンを原則3回接種した人を対象に、イベントの入場料を割り引く事業「イベントワクワク割」を始めることに言及した。

 政府が新型コロナウイルスのワクチンを原則3回接種した人を対象に、イベントの入場料を割り引く事業を始めることが6日分かった。2000円を上限にチケット代金を2割引きする方向。3回目接種が遅れがちな若者を含む現役世代の接種を促し、感染対策と経済活動の両立を目指す。対象イベントは音楽コンサートやスポーツ観戦、演劇といった幅広い分野を想定しており、感染状況を見極めて、開始時期など詳細を最終判断する。

 MCの谷原章介が「若者向けにワクチン接種を進めたいという話がありましたけれども、正直、おじさんダジャレ大好きじゃないですか。僕も含めて。イベントワクワク割、ワク割。これでもって若者に届くと思いますか?」と聞くと、大空氏は「寒いおやじギャグみたいなの聞いてると本当に嫌な感じになっちゃうんですけど、ネーミングは置いておいてね、その経済対策っていう意味でのイベントワクワク割ですか、これだったらいいと思うんですけど、ワクチン接種の促進と一緒にしちゃうとちょっとまた話が違ってくる」と指摘。

 そして、「若者の間では、ワクチン打ったなんてことは聞かないんですよ、そんなに。しかもこれ、かなりプライベートなことですよね。だけどイベントとかって基本的に誰かと一緒に行くってことを想定しているはずですね、今回のこの施策についても。ですから本当に効果があるのかすごく疑問を感じますね」とし、「あとやっぱりイベントも大事なんですけど、トラベルの方も大事だと思いますよ。県民割も大事なんだけれども今、卒業旅行とか例えば修学旅行って県内では行かないわけですよね。そういったものが完全に自粛されてしまってますから団体客を主なターゲットにされていた地域の観光地はすごいダメージを受けているんですね。このあたりの解決策というのもGOTOトラベルですか、トラベルワクワクになるか分かりませんけど、それの再開ということも早期にやるべきだと個人的には思います」と自身の考えを述べた。

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2022年4月7日のニュース