吉川美代子アナ 45年間所属のTBSを離れ「生島企画室所属」入り

[ 2022年4月7日 05:01 ]

4月1日付で「生島企画室」所属となった元TBSアナウンサーの吉川美代子
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 元TBSアナウンサーの吉川美代子(67)が、1日付で芸能事務所「生島企画室」に所属となった。

 1977年に早大からTBSに入社。以来、アナウンサーやキャスターとして活躍した。日本初の野球場で取材をした女性となったり、国会記者クラブの記者も経験。まだ女性キャスターがまだ一般的ではない時代に夕方の報道番組「JNNニュースコープ」の平日メーンキャスターを務めるなど、現在の局アナにによる女性キャスターのパイオニア的存在だった。

 14年に定年退職後は「TBSスパークル」に所属。京都産業大学現代社会学部の客員教授をつとめるかたわらフジテレビ「全力!脱力タイムズ」や日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」など幅広く活動した。

 吉川は「(TBSを離れることは)去年の秋くらいから考えていました。本来なら9月が契約更新の時期なんですが、3月でキリがいいじゃないですか。5月8日は私の誕生日だし、TBSにお世話になって45年。1月に入り新年のごあいさつを兼ねてお伝えしました」と明かした。

 新しい所属先の「生島企画室」はTBSアナウンサーの1期先輩にあたる生島ヒロシ(71)が立ち上げた事務所。吉川を中心にして、今秋から「生島アカデミー・ビジネスコース」をスタートすることも決まっている。

 吉川は「辞められた堀内ワクチン担当大臣や菅前総理にちゃんと話し方を教えて上げられたらなと思っていたんですが、生島さんも同じような考えをお持ちになっていて…。エグゼクティブコースを作りたいということで、是非やらせて下さいとお願いしました。中途半端な女子アナには言えないようなこともビシッと言います」と抱負。生島も「ズッと見てきましたが、美代ちゃんのパワー、伝える力は誰にもマネが出来ません。今は女性の時代です!トーク力をアップし、日本を元気にします」と目を輝かせた。

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2022年4月7日のニュース