山里亮太 入念準備も「伝説の一日」で漫才時間オーバーし苦笑「しずちゃんが悪いです」「生意気に」

[ 2022年4月7日 13:15 ]

「南海キャンディーズ」の山里亮太
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 お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太(44)が6日深夜放送のTBSラジオ「JUNK山里亮太の不毛な議論」(水曜深夜1・00)に出演。吉本興業創業110周年特別公演「伝説の一日」での自身の漫才について振り返った。

 大阪・なんばグランド花月(NGK)で行われた2、3日の2日間8公演には明石家さんま、ダウンタウンら262組377人の吉本芸人が出演。「南海キャンディーズ」は初日に登場したが、香盤表には「絶対時間厳守」と書かれていたとし、「しかも時間厳守のプレッシャーのかけ方が凄くて。『終わり時間が決まってます』と」と明かした。

 山里はプレッシャーについて「前の方々が時間を伸ばすのは誰に影響を及ぼすか。分かってますよね、みたいな。最後さんまさんなのよ。さんまさんと岡村さんと今田さんがやってる『駐在さん』ってコントなのよ。それ控えているときに、その時間を削ってくれというようなことをやりませんよね、みたいなことを暗に言われるわけよ」と説明。演じる時間は「普段からNGKを守ってらっしゃる、中川家さんとかやすよともこさんとかは10分。M-1のレジェンドたちは7分」とし、「うち?3分半」と明かした。

 「3分半、絶対超えちゃいけないっていうことプレッシャーあるから」としずちゃんとのネタ合わせではストップウオッチを持って入念に準備したという。「結構良くやってるネタを削って3分台にするって言って。(ネタ合わせ)を5回3分15秒切ったら行こうと。絶対笑い待ちとかで伸びちゃうから。登場ゆっくりだから。15秒ぐらいプラスで見といた方がいい」と打ち合わせ、ぴったりと合うようになったとした。

 そうして迎えた本番だったが、「5分半やっちゃったから。体内時計なんか、あったもんじゃないね」と苦笑した山里。「ネタ時間が延びたのは、俺のせいじゃないです。相方です。本当にお客さんが凄いウエルカムでむちゃくちゃ笑って下さるし、気持ちいいのよたぶん。ボケとして。で、最初うちらって両手挙げて登場すんのよ。それを下に下げるまでの時間をちょっと長くすると、拍手がもう半音上がるのよ。それが凄い好きなの。で、ちょっと相方も下ろしてないし、そこで延び始める。終わりにマネジャーさんに聞いたら『登場までに50秒かかってる』って」と笑わせた。

 山里はさらに「俺は3分15が出来てたんだけど、相方ができてなかったっていう話だったんだけど。しずちゃんが悪いです」と言い訳し、「ボクシングっぽい下りもいつもより長かったし、ボケまでの間がちょっと欲しがってた。相方だけ気持ち良くなっちゃって、ちょっと笑い待ちとか。思ったもん『何笑い待ちしてんだよ。生意気に』って。ただネタ合わせ、3分15を目指し過ぎて、笑い待ちを一切入れなかったから」とも反省。「でも楽しく漫才させてもらって」と満足げに振り返った。

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2022年4月7日のニュース