大空幸星氏 “制服届かず”騒動に「制服が本当に必要か議論すべき」「利権みたいなものがあるのは事実」

[ 2022年4月7日 09:39 ]

フジテレビ社屋
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 慶大在学中で、24時間無料でチャット相談できるNPO法人を運営する大空幸星氏が7日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)にコメンテーターとして出演。東京都の多摩地域を中心とした複数の中学と高校で、入学式直前になっても新入生の制服が届かないトラブルが相次いでいることについて言及した。

 制服は、いずれも衣料品販売「ムサシノ商店」(東京都武蔵野市)が受注。東京都教育委員会によると、都立高校と特別支援学校では計68校が契約し、大半が7日に入学式を予定している。民間信用調査会社によると、ムサシノ商店は業務を継続しており、ホームページには「新入生の納品に向けて急ぎ作業を進めています」とのお詫びを掲載。一部の保護者は新型コロナウイルスの影響で縫製工場の稼働に支障が出たとの説明を受けたとしている。

 MCの谷原章介が「もう少し早く(注文した人に)連絡できなかったものですかね」と聞くと、大空氏は「本当にその通りですね。まだできたことたくさんあったと思いますよ」と言い、「僕、思うのは、これを機に制服が本当に必要か議論すべきだと思うんですよ」と話した。そして、「われわれ相談窓口をやってますけど、2月から3月、4月くらいまでというのは“制服が買えない”“受験料が払えない”それで物価も上がるみたいな生活に関する相談が実はすごくあるんです」とし、「もちろん業者の皆さんも今回、徹夜で一生懸命に頑張られたと思うけれども、利権みたいなものがあるのは事実ですからね。やっぱりこれは制服をどうしていくのか。例えば、やるにしてももう少しファストファッションのものを使うとか、1年生と3年生は全然体格も違いますからね、リサイクルの仕組みも1校に10着のストックじゃ全然足りませんよね。これもちゃんとつくっていく、制度化していくってことはおそらく必要。これを機にぜひ議論してもらいたいと思いますね」と自身の考えを述べた。

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2022年4月7日のニュース