山里亮太 ダウンタウン漫才で吉本の凄さ再認識 かつては他事務所とのギャラ格差に「震え上がった」ことも

[ 2022年4月7日 11:59 ]

「南海キャンディーズ」の山里亮太
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 お笑いコンビ「南海キャンディーズ」の山里亮太(44)が6日深夜放送のTBSラジオ「JUNK山里亮太の不毛な議論」(水曜深夜1・00)に出演。吉本興業の凄さを再認識したことを明かした。

 大阪・なんばグランド花月(NGK)で行われた2、3日の2日間8公演には明石家さんま、ダウンタウンら262組377人の吉本芸人が出演。「南海キャンディーズ」は初日に登場したが、山里は「2日目のトリに、出てくるわけよ。ダウンタウンさんが。しかも、漫才するんですよ。アドリブで。30分間」と興奮気味に語った。

 山里は最初は報道で出演の様子を知ったとし、「普段僕らが立たせてもらってるところのでっかいビジョンに『ダウンタウン』って書いてあって。センターマイクあって、あのお2人が漫才してる写真見ただけで、何て言うの、『俺、すげー会社にいんだな』みたいな」とまくしたてた。

 山里はさらに「いいな、吉本入って、みたいに思うワケ」と語り、「社員さんの士気が爆上がってんのよ。『僕たち私たちが入った会社ってこんなカッコいいんですね』みたいな」とも語り、「いろいろあったと、かつては。吉本、オイと思ったこともありましたよ」とぶっちゃけた。

 「営業に行って他事務所の人にギャラ聞いたら、自分の10倍だったときとかね。あったわけですよ」。南海キャンディーズが04年のM-1準優勝後、某有名携帯会社の営業に行った際に1ステージのギャラが2万円になったことを喜んでいると、他事務所の関係者に「うち20だけど」と明かされ「震え上がったもん」。吉本の営業担当者に確認すると、「まだまだやな自分ら。吉本入って他の事務所の人にギャラ聞くなんて自殺行為やで。そんなん知ってどうすんねん。やる気なくすで。聞いたあかんよ」と言われたとし、「凄い会社だなと思って」と振り返った。

 また、あるときCM撮影を行ったところ、事務所担当者に「驚きの報告があります。今回はCM撮影ですけれども、向こうの意向でCMギャラじゃなくて、営業ギャラで行こうという話し合いがなされてるんだよ。ひどい話だな」と言われたこともあったとした。山里が「ウソですよね」とギャラを安くするための口実だとツッコむと「バレたか」とウソが判明した。さらに「南海キャンディーズ」が東京進出、まだ大阪に家があった頃には「しずちゃんはウイークリーマンションに泊まってて。『僕は?』って言ったら、会社が『大丈夫や。お前は男の子やもんな』って言われた」と明かした。

 「そんなときは思ったよ、『ちくしょい!』って思ったけど、結果『カッコイイ会社』になりましたよ本当に。スゲーなって。そのラインアップに入れたんだ、あのセンターマイクにいれたんだとか思って」としみじみ。それでも今回、吉本の社員に、出演者として配信の見方を尋ねたところ「無料パスとかないですよ。買って下さい」と言われたとし苦笑い。最後は「さすがいい会社です」と締めくくった。

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2022年4月7日のニュース