ノブコブ徳井、涙の熱弁 隠れた実力派お笑いコンビとは?「好きだし面白いけど」

[ 2022年3月12日 12:41 ]

平成ノブシコブシの徳井健太
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 お笑いコンビ「平成ノブシコブシ」徳井健太(41)が11日、ABEMA「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(金曜後9・00)に出演し、自身が考察する隠れた実力派コンビについて熱弁した。

 2回にわたり、熱いお笑い考察を繰り広げている徳井は、実力ほど大成していないコンビというテーマで、「バッドボーイズ」をピックアップした。佐田正樹(43)大溝清人(43)によるコンビで、97年に結成した。福岡の高校の同級生で、ともに暴走族出身であることでも知られる。

 徳井は、2人の友情が垣間見えるエピソードを披露した。お笑いの道を進む決意をした清人に、佐田もやんちゃ卒業を決意したという。悪い先輩に報告したところ、反対されるも、そこに友人たちが割って入り、盾になってくれたそうで、徳井は「そばにいた友達が前に入って『俺らを殴って下さい』って…」と話しながら目を潤ませた。まさかの展開に、「自分のトークで泣きそう」となどツッコミが殺到した。

 徳井の考察によると、2人にはお笑い人生のしくじりポイントがあるという。M-1グランプリ挑戦のラストイヤーで、清人は徳井に「漫才で1番、取りたいよ」と珍しく思いを吐露。その熱意にほだされた徳井は、準決勝を見に行ったところ、用意していたネタは「少年のおしりが触りたい」という内容だったという。徳井は「本当のバッドボーイズは、こういうファンタジックなネタなので。少年のおしりが触りたいというのもエロい意味とかじゃなくて、童心に帰りたいみたいな。あのころのリレーとか走ってた少年の気持ちになりたいから、おしり触って…みたいな話をしてて」と説明。しかし、「決勝行けるわけないよね。好きだし面白いけど」とぶっちゃけ、笑わせていた。

 それでも、最後にやりたいネタを披露して散った2人に、徳井は美学を感じたという。「芸人としては芸術的じゃない?M-1なんか目指す必要はないんだから、本来。自分のやりたい漫才をやって、優勝できるのが一番なんだから。芸術家なんだな」と称賛していた。

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2022年3月12日のニュース